定年後にお金で苦労しないための下準備とは?
―[会社員人生の終活]―
少子高齢化が進む昨今、長く働き続けることはもはや必然に。かつての「働き方」がいよいよ微塵も通用しなくなるこれからの時代、60歳以降の人生を確実に乗り切るうえで必要となるものとは一体? 経歴よりも資格よりもずっと重要となる「サラリーマン生活の適切な終え方」ここに考察する――。

“終活”前に知っておきたいお金で苦労しないための下準備
「先行きは不透明とはいえ、老後の収入の柱は年金ですから、その金額は必ず把握しておくべきです。『ねんきん定期便』には将来、受け取ることのできる年金の概算が書かれているので、生活費と比較すると必要な老後資金が見えてきます。既婚者の場合は、必ず『夫婦でいくらもらえるか』で考えましょう。共働きであればまだしも、専業主婦のいる家庭などの場合、年金収入だけでは足りないことを実感できると思います」
また、収入を得るためには自らの健康が大切なことは言うまでもないが、長尾氏は自分自身のことだけでなく、「親の健康状態にも目を向けるべき」と指摘する。
「昨今は親の介護に伴う介護離職の問題も起きており、こうなると自分の老後資金を貯めるどころではありません。同時に、親の健康状態とともに、相続財産や相続税の目処もある程度、把握しておくといいと思います」
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