更新日:2023年03月20日 11:18
仕事

まんま“部屋着”じゃ旅行が台無し…トラベルコーデが見違える簡単テク

 今年のゴールデンウィークは10連休。とはいえ、我が家は夫婦揃って自営業なので、10連休なんて夢のまた夢のお話……。南国行ってトロピカルジュース片手に日焼けして、夜はシュリンプとぶ厚いステーキにかぶりつきたーい! ……なんて妄想するだけ虚しくなるのでさておき(涙)。 旅行 旅行となれば飛行機や車、新幹線など長距離移動がつきものです。「旅行だー!」とハリキってオシャレして行ったものの、締め付けられる衣服に、シワや汚れを気にして移動するだけで疲労困憊、なんて経験はありませんか?  そこで、今回は「何時間でも着ていられるトラベルウェア選定ポイント」を紹介したいと思います。
今井諒

元『men’s egg』モデルで、現在は二児のパパとなった今井諒(撮影/山川修一)

トラベルウェア選定のコツ「セットアップは避けるべし」

 最近のトラベルウェア事情はすごく進化しており、ひと昔前なら味気ないスウェット一択だったものが、今ではコンパクトに折り畳んで携帯できるナイロン素材のスーツタイプや、色んなデザインがあって悩みますよね。  選定のポイントとして、まずは「部屋着に見えない」ってところが重要。「い〜んだよ、別にこれがラクなんだから。だれも見てないって」なんて部屋着のまま旅行に行こうとしたものなら、出発の日を心待ちにしていた家族も幻滅です。  では、部屋着に見えないリラックスウェアが何なのかって話になりますが、至極簡単。 「セットアップは避けるべし」  これだけです。だいたい巷のリラックスウェアと言えば、上下セットで展開されていることが多い。しかしそもそもこれが盲点で、部屋着感が出てしまう諸悪の根源なんですよね。たとえスウェット上下でも、トップスとボトムスの色を変えるだけでコーデにメリハリが生まれ、手抜きした印象を払拭できます。
画像出典:WEAR

画像出典:WEAR

 もちろん、カッコいい商品もあるので一概に「セットアップ=悪」とは決めつけられませんが、上下単色ではなく、カラーを分けるだけで部屋着感は皆無に。
次のページ right-delta
カジュアルなジップパーカが最適
1
2
1985年生まれの33歳。メンズファッションブランドディレクター。かつて若者たちから絶大な人気を誇ったメンズカルチャー誌『men's egg』にてモデルを務める傍ら、19歳で衣料品生産請負会社へ入社し、ファッション業界へ飛び込む。以後は自身のブランド「blutenblatt(ブリューテンブラット)」を設立し、2008年に独立。現在はメンズファッションを中心としたセレクトショップ「A.R.K ONLINE STORE」運営のほか、特許を取得した世界初の変身帽子ブランド「マスクヘッズ」の主宰を務める。プライベートでは二児の父となり、“イケてる親父”を目指して仕事に育児に奮闘中!

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ