更新日:2023年03月21日 15:41
恋愛・結婚

「俺たちはただの不倫じゃない」とか言う男を、女はどう判定しているか

不倫を“特別”に変えるのは行動あるのみ

考え込む女性 そもそも彼らが言う“ただの不倫”を“特別な不倫”に変えるには、それ相応の行動を取るしかありません。  例えば妻公認で、物理的な面倒をみたり、関係性をそれなりに明るみにさせるとか。いわゆる「お妾さん」という存在にすることです。ちなみに明治初期までは、法律で妾というものが認められ、妻と同等の権利が与えられていました。今で言えば、「ポリアモリー」を指すのかもしれません。 (※ポリアモリーとは、すべての関係者同意のもとで、複数のパートナーと同時に性愛関係を結ぶことを指す)  大変なことですし、男性には情も責任も求められます。限られた人にしかできないものですから、オススメできることではありません。  でも特別な不倫であるという主張は、女性側には気持ちの高まりだけでは、なかなか受け入れてもらえるものではありません。  男性のこういった発言には、女性はその場は熱でほだされたとしても、「まあ言っても別れる気も、何か行動する気もないんだよね」という落胆を生み出しますから、下手なことは言うもんじゃないですね。  “ただの不倫”と“特別な不倫”。その線引って、一体なんなのでしょう。  ただの不倫だってなんだって、したくてしたのなら、選んだものに責任を持たないと始まりません。言い訳したり特別であると定義して逃げたって、物事の本質は変わらない。何かを変えるキッカケが言葉だったとしても、最終的に全てを変えるのは行動です。不倫を楽しむにしても止めるにしても、どうかその時その時に責任を持って望んでいただきたいものです。 <文/おおしまりえ>
株式会社フミニティ代表取締役。恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、働き方と恋愛を主なテーマに発信を行う。また、企業向けのマーケティング支援も得意とする。anan、女性自身、現代ビジネスオンラインなどで執筆多数。公式HP「コラムニストおおしまりえオフィシャルサイト」。Twitter:@utena0518
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