カーライフ

セダンやワゴンが国産車から消えゆくなか輸入車だけが生き残っている謎

 一方ボルボが発表したのは、V60クロスカントリーです。V60(ステーションワゴン)の車高を上げてSUVに仕立てたクルマで、見るからにデキるオトーサン。ステーションワゴン市場はセダン市場以上に縮小状態につき、こうしてアクティブなイメージを強化することで、生き残りを図っているのですね。
ボルボV60

【ボルボV60 クロスカントリー】

 このクルマ、乗り味は大船のごとくゆったり、それでいて加速はシャープ。さすがエリートの乗り物だ。価格は549万円から。休日ごとにリゾートクラブに出撃して汗を流すイメージでしょうか。
ボルボV60

流し撮り職人(ランエボⅥオーナー)曰く、カメラマンにとってボルボのワゴンは憧れのクルマだそうです。ボルボに機材を積んで現場に登場するカメラマンになりたい! ボルボの撮影のたびに、この話になります

 この分野、国産車ではスバルのレガシィアウトバックくらいしか生き残っておらず、それも国内ではほぼ死に体ですが、ボルボは元気です! サンダルやTシャツ、ジャージ軍団ははるか下界ですネ! 【結論】 いまあえて輸入セダンやステーションワゴンに乗るのは、一種の貴族趣味と言えるでしょう。貴族なのに中古車相場の下落が大きいのもウレシイ。3年後は酒池肉林だ。ワクワクするなあ~
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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