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おぎやはぎ・小木がサラリーマンを辞めた理由は? 芸能人の意外な前職

竹内力:超強面俳優だが、前職はまさかの……

 その凄みのあるルックスを武器に俳優として活躍する竹内力も、実は高校を卒業した後に会社員として勤めていた過去がある。
ミナミの帝王

「強面」「いかつい」などのイメージで活躍する竹内だが、デビュー当時は端正な顔立ちから、イケメン俳優として人気だった(『ミナミの帝王 ブランドの重圧』DVDパッケージより)

 現在の「三菱UFJ銀行」で二年間銀行員として働いていたという竹内。高卒であるものの、当時の担任の先生の紹介で、運よく銀行に就職できたと話している。  硬い印象のある銀行員だが、竹内はその頃から型破りだった。リーゼント頭のまま窓口で受け付けを行ない、ネクタイも締めてなかったというやんちゃっぷり。今では考えられないエピソードだが、当時は何故か許されていたらしい……。

おぎやはぎ・小木:退職理由は“あれ”が待てなかったから?

 マイペースでシュールな芸風で、テレビ・ラジオで人気の中堅お笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明も、芸人になる前は会社員として働いていた。

 なんと小木は、「東京ディズニーリゾート」で知られる「オリエンタルランド」に就職していたという。さらに当時はまだ完成していなかった「東京ディズニーシー」の幹部候補だったことを自身のラジオで話している。  出世街道にのっていた小木だが、オリエンタルランドを退社している。「ディズニーシーの幹部候補として入社して、五年でできると言われていたのに、ぜんぜんできなかったから、待てなくてやめた」となんともマイペースな小木らしい理由での退社だった。

役所広司:特徴的なその芸名の由来は、前職から来ていた!!

 最後に紹介するのは、2017年に放送され話題を呼んだドラマ『陸王』(TBS系)で主演を務めるなど、日本を代表する俳優の一人である役所広司だ。実は“役所広司”というのは芸名で、その由来は前職から来ているのだという。
役所広司

役所は、2019年の第42回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞。昨年の最優秀助演男優賞に続き二年連続での受賞となった(役所広司オフィシャルサイトより)

 役所は、俳優になる前、千代田区役所の土木工事課に勤務していたそうだ。役所を退職後、“演技界の東大”とも言われる「無名塾」に入り、役者への道を踏み出した。  その芸名は、「無名塾」の主宰である仲代達矢が、前職である区役所と“役どころが広くなるように”という意味をかけて「役所」と名付けたらしい。  ――就職というある程度安定した世界から、芸能界という何の約束もされていない不安定な世界へ飛び込むのは、かなりの勇気がいることだろう。しかし、裏を返せば、それだけの覚悟があることが、芸能界という厳しい世界を生き抜くための条件なのかもしれない。<文/A4studio>
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