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川崎殺傷事件で、我が子が心配に…子供を遠隔で見守るガジェットがある

 5月28日朝、神奈川県川崎市の小田急線登戸駅近くで悲惨な事件が発生した。スクールバスを待っていた私立カリタス小学校の児童らを男が刃物で次々と刺し、結果として2人の尊い命が失われた。1人は小学女児、もう1人は日本とミャンマーの親善に尽くしていた外務省職員である。  いつ何時、誰に狙われるか分からない。登校中の小学生を襲った凶行は、日本全土を震え上がらせた。 警察 SNSでは「護身術を覚えるべきだ」という声も一部から上がっているが、それは現実的とは言い難い。今回の事件は小学生が狙われたものだし、そもそも格闘家でも刃物を持った男に立ち向かうのは難しい。那須川天心でさえも「実際刃物を持った人と遭遇した時に助けに行けるかと言われても行けないと思う」とツイートした。  可能であれば、一目散に逃げるのが最も確実な護身術だ。

 また、発生するのは殺傷事件だけでない。外出中の子供は自動車事故に遭う可能性もある。滋賀県大津市で、散歩中の保育園児の列に車が突っ込んだ事故は記憶に新しい。  親としては気が気でないだろう。実際に「もし何か起こったら、現場の情報と我が子の安否をいち早く知りたい」という声も多い。

Amazonでも買える、AI連携のGPSガジェット

 去年、NTTデータとビーサイズが『GPS BoT』という製品を市場投入した。これは現在、Amazonでも販売されている。同製品は親のスマートフォンから子供の現在位置が分かる、というものだがAI(人工知能)と連携しているのが最大の特徴だ。
GPS BoT

画像は、Amazonの「GPS BoT お子様の現在地や行動履歴を教えてくれるAIみまもりサービス」より

 なぜAIが必要なのか? それは子供が、自主的にどこかへ出かける可能性があるからだ。  小学生の頃、親や教師から「寄り道せず帰宅しなさい」と言われた経験は誰にでもあるだろう。それはつまるところ、イレギュラーな事態を招いてほしくないからだが、考え方を変えてみれば「子供の寄り道」などたかが知れている。その寄り道先は、実はパターン化している可能性が高い。  要は、AIでそれを検出するということだ。もちろん寄り道だけでなく、塾や習い事の道程も認識する。自宅から出たら、或いは塾に到着したらプッシュ通知を親のスマホに送るということも可能だ。
GPS BoT

子供の行動をプッシュ通知する。画像は、Amazonの「GPS BoT お子様の現在地や行動履歴を教えてくれるAIみまもりサービス」より

 我が子の身の安全を思案しているのは、もちろん日本人だけではない。海外では、以下に挙げるような製品も開発されている。
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装着者の身体の状態を読み取るバンドも
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