更新日:2023年03月28日 10:22
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前澤社長もびっくり? 歌舞伎町キャバクラ寮での近隣トラブル

夜の世界と近隣トラブルは、切っても切れない関係?

 近隣トラブルが多いのは寮だけではない。「水商売の店舗が入る物件でもよくある」というのは、東京都下のスナックでママを勤める玲子さん(仮名・38歳)だ。 夜の世界 「うちの店はスナックやラウンジが多いビルにあるんですが、とにかく酔っぱらいとのトラブルが多いですね。中でも酔っぱらって店の看板を壊したり、立ちションをしたりするのは本当困ります……。一応、ビルに防犯カメラはついているんですが、他の店の客だったりすると損害賠償を請求するわけにもいかなくて……。あとうちの店は1階にあるんですが、他の店の女の子が酔っぱらって店の前で泥酔したり吐いたりすることも。他店のママ達とは付き合いがあるので下手に怒れないのが悩みです……」  また、郊外ゆえにこんな悩みもあるという。 「夜中になると外国人の立ちんぼや、外国人マッサージの女の子がビルの下で客引きするんです。これから店に入ろうとするお客さんに声を掛けるので営業妨害もいいとこですよ。注意しても日本語が分からないフリするし……。マッサージの子はともかく、立ちんぼは何度通報してもいなくなるのは一瞬で、すぐに戻ってくるから……」  様々な人間が集まる夜の世界と近隣トラブルは、切っても切れない関係なのかもしれない。<取材・文/カワノアユミ> ― シリーズ・キャバ嬢に訊け ―
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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