「18人不倫」のDeNA綾部はどうなる? 謹慎から復活したプロ野球選手たち
相内誠(埼玉西武ライオンズ)
高校時代に甲子園出場こそならなかったものの、“房総のダルビッシュ”との異名を持つほどの速球が武器。その将来性を見込んで’12年のドラフト2位で埼玉西武が指名したのだが、なんと仮契約後に無免許運転とスピード違反で警察に摘発されてしまったのだ。これにより高校からは無期限謹慎処分が、球団からは入団手続きの一時凍結が発表されてしまう。 その後、学校側の謹慎が解除されたことや本人の反省具合も考慮され、翌’13年3月に球団側は入団凍結の解除を発表し、相内は晴れてチームの一員となることが出来たのだった(ただし、年俸は当初予定されていた700万円から630万円に減額)。そしてこれで終われば良かったのだが、相内はさらに問題を起こしてしまう。 入団2年目の’14年1月に未成年ながら飲酒喫煙していたことが発覚するのだ。2年続けての“やらかし”。球団は相内に対し“6カ月間の対外試合出場停止”と“夜間外出禁止”“ユニフォーム着用禁止”などの処分を課した。その処分が解けたのが7月下旬のこと。9月には1軍登録され、プロ初登板初先発も果たしている。その後、現在まで1軍では計21試合に登板しているものの、まだ念願の勝ち星を挙げるには至っていない。それでも昨季はリリーフを中心に1軍では10試合に登板して防御率3.45を記録。一定の結果を残しているだけに今後の活躍に期待したい。
山口俊(読売ジャイアンツ)
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