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結局、糖質オフは痩せるのか?元祖・糖質制限論の医師が語る「7つの鉄則」

「口から糖分を取る必要はない」という根拠は

 糖質制限のポイントは、主要なエネルギーを糖由来から脂質由来に変えること。江部氏は「そもそも糖質を取る必要はない」と説く。 「必須脂肪酸、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維の5大栄養素をバランスよく取る必要があるが、必須糖質はゼロ。糖新生といって、食事から取らなくても肝臓がつくるのでいらないんです。  逆に取らないといけないのは脂質。ダイエットに失敗する人はよくササミ、豆腐、納豆に白身魚だけ食べようとするでしょ。これではカロリー不足で失敗してしまう。バターやオリーブオイル、お肉などから脂質を取りましょう」  江部氏の考えをまとめたのが下の7か条だ。 =====

中年は必見! 糖質制限で知っておきたい大原則7か条

1. 一日3食も必要ない。朝ご飯を抜いた半日断食から試そう。 2. 栄養の常識を疑え。穀物がなくとも人類は生存してきた。 3. 主食=穀物を減らした分、おかずを増やして空腹感を撃退。 4. 1食あたり20g以内に収めるよう、食材の糖質量を把握せよ。 5. カロリー不足が失敗を招く。脂質を取ることを心がけて。 6. 果糖はブドウ糖の50倍、体の糖化の原因に。果物には注意! 7. 肥満、歯周病、老化、認知症を招く過剰な糖質の摂取は即廃止! ===== 「体内に吸収された糖質がタンパク質と絡むと、終末糖化産物という物質に変わっていろいろな悪さを働きます。血管の皮に溜まると動脈硬化を起こし、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まる。肌がシワシワになるのも皮膚のコラーゲンに終末糖化産物が溜まり弾力が失われるから。背が縮む、視力や聴力が落ちる、歯が抜ける、糖尿病になる。これらの元凶は糖なのです。生活習慣病の予防という観点からも、糖質制限は有効ですよ」  通底するのは糖質の弊害。これを知るのが、一番の近道になるかもしれない。 【江部康二氏】 ’50年、京都府生まれ。京都大学医学部卒業。高雄病院理事長、糖質制限医療推進協会理事長。『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』など著書多数 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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