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髭男爵・山田ルイ53世に聞いた「どん底から這い上がった戦い方」

「負け方」の重要性

山田ルイ53世 そう前向きに話す山田氏は「負け方」の重要性を強調する。 「若い人たちには『なるべくテンポよく負けなさい』とよく言っています。まだ時間に余裕がある分、“負け戦”も率先して引き受けてみて、そうやってむちゃな選択肢を潰していくことで自分の得意・不得意に早く気づけます。  僕と同年代の中年男性には、もうそろそろいい加減、自分を『諦める』ことをオススメしたいですね。『できること』より『できないこと』を知っているのは逆に“強み”であり、年を重ねたからこそ持てる、立派な財産、貴重なデータですからね」  失敗や加齢とともに選択肢が少なくなることを受け入れ、無駄なく挑む。 それこそがまさに逆襲に必要な“思考の革命”なのだ。 <山田ルイ53世・リベンジの極意> ・若いうちはなるべくテンポよく負ける ・中年になったら「諦める力」を持つ ・「できないこと」は貴重なデータと考える 【山田ルイ53世】 ’75年、兵庫県生まれ。’99年、相方のひぐち君と「髭男爵」を結成。現在、2人の娘の父親でもある。近著に一発屋芸人たちのブレイク後の人生を追った『一発屋芸人列伝』のほか、『ヒキコモリ漂流記』『中年男ルネッサンス』自身の引きこもり経験を題材にしたエッセイなども広く好評を博している 山田ルイ53世<取材・文/週刊SPA!編集部> ※週刊SPA!10/1号の特集「逆襲(リベンジ)で切り返す技術」より
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週刊SPA!10/1号(9/24発売)

表紙の人/浅川梨奈

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