エンタメ

阿佐ヶ谷姉妹は実の姉妹ではない…芸人デビューから人気を得るまで

 特番『阿佐ヶ谷姉妹のおばさんだってできるわよ』(日本テレビ系)が放送され話題になった。これは、2018年の『女芸人No.1決定戦THE W』(日本テレビ系)で優勝した阿佐ヶ谷姉妹への副賞として制作された“おばさん応援バラエティ”だ。
阿佐ヶ谷姉妹

画像は、阿佐ヶ谷姉妹のオフィシャルブログより

 同番組の企画で制作された「阿佐ヶ谷姉妹のモーニングルーティン」は、彼女らの起床や朝食の様子などを収録しただけのゆるい映像だが、YouTubeで現在までに415万回も再生されているのだ。  この再生回数からも、世間の注目がいかに阿佐ヶ谷姉妹というおばさん芸人に集まっているかがわかるが、実は彼女らの経歴はよく知らないという人も多いはず。今回は、そんな阿佐ヶ谷姉妹の経歴や素性に迫っていこう。

実は本当の姉妹じゃない…初めての出会いは劇団の養成所

 “阿佐ヶ谷姉妹”というコンビ名に加え、ふたりとも風貌がそっくりなので、一見すると本物の姉妹のようだが、実際にはふたりに血縁関係はない。  ふたりが出会ったのは劇団「東京乾電池」の養成所だったそうだ。姉・江里子は大学時代に演劇を志し、入所。妹・美穂は寝具店に就職するも1年で退職し、もともと好きだった演劇の世界に足を踏み入れることとなる。  そのとき研究生は30人ほど居たそうだが、お互いに「自分と似通った風貌の女性がいるな……」と気になり、すぐに意気投合したのだそうだ。

共同生活スタート! 芸人への道が拓かれる

 一気に距離を縮めたふたりだったが、翌年には揃って養成所を退所することになる。姉(役:以下省略)・江里子はコールセンターに勤めながら、別の劇団へ入所。妹(役:以下省略)・美穂も別の養成所に入所した。  養成所を退所しても交友関係は継続し、次第に姉・江里子の家に妹・美穂が頻繁に宿泊するようになった。互いに金銭的な余裕がない生活を送っていたこともあり、1Kのアパートで共同生活を始めることになった。  この頃、通っていたうなぎ屋の主人が、あまりに似たふたりを見て「阿佐ヶ谷姉妹って名前で何かやれば?」と提案したのがきっかけで“阿佐ヶ谷姉妹”と名乗るようになったそうだ。

「あのオバサンはなんだ?」テレビ関係者に注目されて地上波デビュー

 “阿佐ヶ谷姉妹”と名乗ったものの、目立った活動はないまま月日が流れた。この時期、妹・美穂は「何かしたいんだけど、なにもできなくてモヤモヤした思いで過ごしていた」そう。そんな時、お笑いライブ出演の話が舞い込んだ。ふたりは一度だけ、という約束で受けることを決めたという。  しかしこのお笑いライブ出演が、ふたりの運命を大きく変えることとなる。実はこのライブにはテレビ局のカメラが入っており、舞台でインパクトを残したふたりに「あのオバサンはなんだ!?」とテレビ関係者が食いついたのだ。  これがきっかけで深夜のネタ番組に出演。翌年には『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で、飾らないふたりのおばさん感と美声が大ウケして、準優勝を果たした。
次のページ 
阿佐ヶ谷姉妹の密かな夢は?
1
2
Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事