更新日:2023年05月15日 13:07
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2020年に第1弾ウイスキーがお目見え予定のガイアフロー静岡蒸溜所。その魅力は?

ウイスキーの名前はまだ未定。発売はいつ?

 静岡蒸溜所の貯蔵庫にはすでに大量の樽が眠っていました。スコットランドなどでは、3年以上熟成させないとウイスキーと名乗ることはできません。日本をはじめウイスキーの熟成年数に関する規定がない国でも、一般的にきちんと作っているところは3年以上寝かせます。

熟成庫にはたくさんの樽が並んでいます。個人に販売した小さい樽も多数眠りについています

 見学ツアーが終了したら、いよいよ試飲です。ウイスキーはまだできていないので、ニューポットやカスクサンプルを飲めます。軽井沢蒸留器と薪直火蒸留器でできる原酒の違いを試したり、2年ほど熟成させたものを味見することができます。どれも美味しく、来年のお目見えが楽しみです。  その他、ガイアフローで扱っている海外のボトラーズウイスキーも試飲したり購入できます。筆者が好きなブラックアダーやアスタモリスなども揃っており、片っ端から試飲しました。  15時に見学が終わってから、16時頃まで試飲が可能です。そして、帰りにも注意が必要です。まず、来るときに下りた「奥の原上」にはこの時間帯バスが通りません。そのため、「上助」というバス停に20分くらい歩きます。16時15分発なので、間に合うように蒸溜所を出なければなりません。そして、「六番」で乗り換えて静岡駅に向かいます。「上助」から「六番」に向かうバスは1日にこの1本だけです。絶対に遅れないようにしましょう。

見学の後はお楽しみの試飲です。安く多数のウイスキーを楽しめます

試飲室から蒸溜所内を一望できるのは、贅沢です

 来年からジャパニーズウイスキーとして登場する静岡蒸溜所のウイスキー。まだ、ウイスキーの名前は決定していないようですが、今から発売が楽しみです。興味のある人はぜひ蒸溜所を見学することをオススメします。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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