更新日:2023年05月23日 17:10
エンタメ

意外と波乱万丈なマジカル・パンチラインの素顔

結成3年目の危機を乗り越えられた理由

浅野杏奈(以下、浅野):特にリーナとひまわりが急激に大人になったよね。 ――どう変わったの? 小山リーナ(以下、小山):それまでは何も考えずにステージに上がっていたんですけど、「どうしたらもっとよくできるのか」を考えるようになりました。 清水:私も自分の頭でものを考えるようになったと思います。楽しいだけだったのが、ちゃんと緊張するようになったり、ミスをするのが怖くなったりして。 ――その後、無事に新レーベルへの移籍が決まって、新メンバー2人を迎えることになったわけだよね。吉澤さんと吉田さんは、なぜマジパンに入ろうと思ったの? 吉澤悠華(以下、吉澤):私はもともとアイドルが大好きだったんです。事務所の演技レッスンで今の先輩たちを見かけるたびに、「かわいいな!」って憧れが強くなっていきました。 吉田優良里(以下、吉田):私はアイドルに詳しくなくて、どんな形でも世に出られたらと思っていろいろなオーディションを受けてました。でも周りのコが合格していくなかで、私だけ一つも受からないまま取り残されていて……。自分には芸能界は無理なのかなって諦めかけていたところでマジパンのオーディションの話を聞いて、最後のチャンスだと思って挑戦しました。 =====  6人の新体制となったマジパンは、’19年6月に「4今日がまだ蒼くても」、10月に「5もう一度」と立て続けに新曲をリリース。後者はオリコン週間ランキングで7位を記録し、東名阪ツアーファイナルで、1000人キャパの横浜ベイホールでライブを開催するなど、ファンを広げつつある。 ※2/18発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』から一部抜粋したものです 【MAGICAL PUNCHLINE】 ’16年結成。左上から時計回りで吉澤悠華、沖口優奈、吉田優良里、清水ひまわり、小山リーナ、浅野杏奈。2月19日に1stフルアルバム『MAGiCAL SUPERMARKET』を発売するほか、3月8日にヒューリックホール東京にて4周年記念ライブを開催 【吉田尚記】 ’75年生まれ。“オタク”カルチャーに精通するニッポン放送アナウンサー。高校時代から初代東京パフォーマンスドールの追っかけを始め、約30年にわたりさまざまなアイドルを見続ける“アイドル評論家“としての一面もある 構成・文/森ユースケ 撮影/田中智久 ヘアメイク/伊藤遥香 中逸あゆみ(ともにエムズアップ)
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週刊SPA!2/25号(2/18発売)

表紙の人/ 小室さやか

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