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コロナ感染の温床と非難されるスポーツジム、経営者が思いを語る

利用者は「営業してくれてありがたい」

 中小のジムには、風呂を作るスペースがない。だから、風呂だけ入りに来る会員は存在しない。また、ゆっくり談笑できるスペースもない。だから、ジムに来たら基本的には運動して帰るだけだ。つまり、それなりに運動意識の高い人が多い。運動意識が高いということは、健康意識が高いということ。健康意識が高いということは、感染症に対するリスクヘッジもできる人が多いということだ。

運動して屈強な身体を作って免疫力をアップしよう!

 本当にありがたいことなのだが、ジムに来る会員全員がマスクの着用、対人練習の一時休止に理解を示してくれた。「開いてくれるだけでもありがたい」と言ってくれる人が何人もいた。マスクを着用しての運動は大変息苦しい。しかし、「逆に心肺機能のトレーニングになりますね」「プロ選手になったみたいで新鮮でしたよ」「意外と慣れました」と気遣ってくれたのである。私は心がやや弱っていたので涙が出そうになった。その中の一人からは帰り際にこのようなお言葉をいただいた。 「自粛ムードのある中で、なんとかして営業できないか、といろいろ考えて対策してくれたのは嬉しいです。1日のルーティンとしてこのジムがあるので、できる限り営業し続けてほしいです。がんばってください。応援しています。共に打ち克ちましょう!」 「ワカラナイ」という怪物、新型コロナウイルスは、世界中を狼狽させている。「ワカラナイ」は、不気味で怖い。強くはなくとも……。しかしながらこの脅威に晒されたことは、私にとって大きな教訓になった。私は39歳にして、真に手洗いの重要性を知った。まだ「ワカラナイ」ものに対しては、自分の身は自分で責任を持ち、自分で守らねばならない。  政府からは、「外出を控えろ」とは言われているが、「運動を控えろ」とは言われていない。運動は尊い。体温も上がり、免疫力も高まる。家の中に篭ってジッとしているばかりでは、ストレスも溜まるし、体力や免疫力も落ちてしまう。最大限、感染の拡大防止に努めながら、我々は今こそ運動するときなのではないだろうか。

事業者支援に乗り出した河村市長との写真


文/佐藤嘉洋
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