更新日:2023年05月24日 15:36
デジタル

「Zoom」でのビデオ会議中にポルノ動画爆撃が!被害を防ぐ方法は?

不正に潜り込まれ悪用されても被害を最小限に抑える方法

 次に、何らかのルートでアクセス用のURLやパスワードが漏洩した場合に備えて、「待機室」機能を利用する。パスワードがOKでも、いきなり会議に参加できず、まずは開催者の許可をもらわなければならないのだ。こちらも、現在のZoomではデフォルトで有効になっている。解除は可能なので、念のため設定を確認しておこう。

「待機室」機能を有効にする

ユーザーがアクセスすると待機室に表示され、開催者が右側の画面で許可を出すと参加できる

 万が一、不正に潜り込まれたとしても、悪用したい機能が無効化されていれば被害は抑えられる。「ホワイトボード」や「注釈」「画面共有」「遠隔操作」といった機能は無効にしておこう。「チャット」や「プライベートチャット」で悪さをするケースも報告されているので、利用しないならこちらも無効にしておく。

ポルノ動画を流される画面共有などを無効にしておく

プライベートチャットも不要なら無効にしておく

 これで、Zoom爆撃は防止できる。超簡単にユーザーが集って会議できるということは、そのぶん変な人が乱入するのも簡単だということ。セキュリティと使い勝手はバーターなので、ある程度はきちんと自分でコントロールできるようにしておくことをするオススメする。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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