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『ポケモンGO』の夏イベントがバーチャル開催!有料イベントは定着するか?

   バーチャルイベントの内容は、25~26日の2日間、両日10時から20時までレアなポケモンが多数出現するというもの。チケットを持っていればログインすると出現ポケモンが通常と変わり、世界のどこにいてもレアポケモンが出現します。
Pokemon GO Fest 2020

バーチャルイベント「Pokemon GO Fest 2020」を告知するPCの公式サイト

 レイドバトルに勝つことでしかゲットできないアローラガラガラ、タマゴをいくら割ってもなかなか生まれなったフカマルを含む貴重なポケモンが野生で出てくることもあり、昨日の25日は家や外出先でポケモンを獲りまくったという人も多いのではないでしょうか。  また、全世界のプレイヤーが協力して1時間ごとに課題をクリアする「グローバルチャレンジアリーナ」や、お題をクリアしてレアポケモンを手に入れる特別な「フィールドリサーチ」なども行われています。  7月18日時点の数字ですが、「100万人以上が『Pokemon GO Fest 2020』のチケットを購入した」との公式発表がありました。収益的には上々といえますが、イベントといってもあくまでバーチャルで、普段からゲーム内で開催されているイベントの延長線上ともいえる内容。1840円の満足度があるかは意見が分かれるところかもしれません。
Pokemon GO Fest 2020

1840円で販売されていた「Pokemon GO Fest 2020」チケット

 先日6月25日にサザンオールスターズが横浜アリーナで無観客配信ライブを開催し、約18万人が3600円のチケットを購入し(主催者発表)、成功を収めました。このような有料のオンラインイベント、バーチャルイベントがさまざまなジャンルで今後定着していくのか。今回の『ポケモンGO』のイベントも試金石となりそうです。 『ポケモンGO』は配信開始から4周年。対人戦「GOバトルリーグ」のチート問題もありながら人気は衰えず、セールスランキングでは上位に位置し続けています。遠隔でボスポケモンに協力して挑めるレイドバトル「リモートレイド」も人気となっています。withコロナ時代、ゲームとリアルはどう関わっていくのか。バーチャルイベントがひとつの答えとなるでしょうか。
Pokemon GO Fest 2020

レイドバトルに遠隔で参加できる「リモートレイドパス」(有料)が導入された

ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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