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ラッパー・Marukidoが語る「都内名門女子高生と少女援交」のリアル

Marukidoが歌う「主体的で優位性のあるエロ」

 そんな、ある意味壮絶な青春時代の経験から完成した『合法JK』。MVには女子校時代からの友人であるAV女優たちも出演している。 「合法JKって、皮肉なんですよね。私自身、エロいのが好きなので脱ぐことに抵抗はなかった。けど、エロでしか売れない、とバカにして虐げてくる人もいる。そういう人たちに、キャラクターを強要されるのは違うと思ってます。  私はエロくてかっこいいMVが作りたかったから脱いでいるけど、人によっては“エロに堕ちた”と取る人もいる。でも、私もAVに出演している友人も、主体性を持って脱いでいる。表面を見て、エロいな~としか受け取らない人もいると思うけど、私としては女性の“性の優位性”を表現しているつもりです。私たちは自分の意思で、エロさを“魅せてる”んですよ」 Marukido 売春に身を投じる女子高生たちも、大人に性を搾取されているという見方もある。が、大人からしっかりとカネを搾取して、自らを飾る装飾品にカネをつぎ込み、彼氏とセックスするのだ。 『合法JK』のMVで、Marukidoは友人のAV女優たちと共に、下着と乱れた制服姿で艶かしくこう歌う。 “わたしの価値はいったいいくら?” <取材・文/ミクニシオリ 撮影/鈴木大喜>
1992年生まれ・フリーライター。ファッション誌編集に携ったのち、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を寄稿しながら、一般人取材も多く行うノンフィクションライター。ナイトワークや貧困に関する取材も多く行っている。自身のSNSでは恋愛・性愛に関するカウンセリングも行う。
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