ラッパー・Marukidoが語る「都内名門女子高生と少女援交」のリアル
Marukidoという女性がいる。自身が宗教二世として生まれ育った過去を持ち、中高時代をお嬢様学校で過ごした少女は大人になって、フィメールラッパーになった。
彼女がネット上で話題を集めるようになったのは、2019年秋にデビュー曲としてリリースした『合法JK』という曲の鮮烈なヌード姿を含むMVの影響も大きかった。
生まれも育ちも東京で、学生時代は某有名女子校で過ごしたというMarukido。小学校高学年の時点で、親が入っていたことで自分も物心ついた時から信仰していた宗教団体に不審を抱くようになり、中学校からは親元を離れて過ごすようになった。
「中学校に入った時にはもう、宗教団体から除名してもらうように親に頼んでいて、会合やお祈りにはいかなくなっていました。そういうことがきっかけで、中学生以降は親元から距離をとった生活をしていました。
親元にいた間は、スパルタな教育をされていたので、ごく優等生な娘だったと思っていますし、中学校からは名門とされている女子校に通っていたので、身の回りにヤンキーっぽい子はいなかった。でも、中学校でも流行っていた『GREE』というSNSの走りだったサービスの中で、自分から怖そう、荒れていそうなコミュニティに入っていきました。……小学校時代の、抑圧からの反動だったのかもしれません。
その時は『egg』や『Popteen』などのギャル雑誌が流行していて、つけまつげを5枚とかつけて、オフ会に遊びに行ったりしていました。インターネットで得る知識で、外見は一瞬で変わっていきましたね。それからは芋づるでヤンキーや半グレの友達が増えていったことで、中3の時にはもう乱交の場にいたこともありました。ウリをやる子も身の回りにいました」
中学校のうちは、学校で出会うのは模範的な優等生ばかりだったというが、そのまま高校でも名門女子校に通い始めると、その「優等生」たちの毛色も少しづつ変わっていったという。
「高校に入ってからは、中学と同じような“名門女子校”でも、ウリやJKリフレ、JKお散歩などを始める子が増えました。都内では同じ年代の高校生でも、名門校や女子校に通ってる子のほうが時給が高くつくからです。合法JKは、この頃自分がいた環境の本当に近いところにあった“少女援交”からインスパイアを受けて書いた曲です」
自身が経験した少女援交の現場を垣間見る『合法JK』
1992年生まれ・フリーライター。ファッション誌編集に携ったのち、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を寄稿しながら、一般人取材も多く行うノンフィクションライター。ナイトワークや貧困に関する取材も多く行っている。自身のSNSでは恋愛・性愛に関するカウンセリングも行う。
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