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原作者逮捕で『アクタージュ』が打ち切り。『たけし』『るろ剣』は復活したけど…

原作者が強制わいせつ容疑で逮捕された『アクタージュ』、連載再開はある?


 以上の2例を鑑みると、『アクタージュ』原作者の松木容疑者は強制わいせつ容疑で“逮捕”のため、連載終了は致し方なかったのかもしれない。だが島袋氏の『たけし』は打ち切り後に復活を果たしている。では松木容疑者が罪を償った後に『アクタージュ』の連載再開はありえるのだろうか?  ジャンプ編集部は公式サイトで「編集部ではこの事態を非常に重く受けとめて、(中略)『アクタージュ』の連載をこのまま継続することはできないと判断いたしました。編集部としても非常に残念でなりません。しかしながら、事件の内容と、『週刊少年ジャンプ』の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決断に至りました」と発表している。  傷ついた被害者がいる以上、漫画を掲載している雑誌も「社会的責任の大きさ」を連帯することは仕方がないことだろう。ただ、『アクタージュ』を毎週楽しみに読んでいた熱心なファンたちは、心のどこかで復活の期待を捨てられないのではないだろうか。  週刊少年ジャンプ36・37合併号に掲載された『アクタージュ』最終話は、当然中途半端な内容で終わっており、読後は妙な寂寥感に包まれる。島袋氏や和月氏が漫画家として完全復活を果たしている今、松木容疑者も罪を償い更生することができれば、いつか『アクタージュ』が連載再開する日も訪れるかもしれない。<文/二階堂銀河(A4studio)>
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