最後は両者の履き心地についてです。スタンスミスは便利な機能が搭載されたハイテクスニーカーではなく、必要最低限の機能性があるいわゆるローテクスニーカーという分類です。そのため、ものすごく履き心地がいいというわけではありません。 　とはいえ、革靴ほど履きにくいわけではなく、革靴以上ハイテクスニーカー未満といったところ。日常生活で着用している分には履き心地に不満はありません。 　履き心地はGUもほとんど同様ですが、GUのほうがインソールのクッション性が高くなっています。抗菌防臭機能もついているので、GUらしく機能性にも気を使っているスニーカーといえるでしょう。 　ということで今回紹介したGUのスニーカーについてまとめると、デザインは元々シンプルに作られているスタンスミスよりもさらにシンプル。シルエットは爪先の縫い合わせなどディテールにより上品でかなり細身。 　素材感は合皮ではありますが、見た目にチープさはまったくありません。そして、履き心地も問題なく、機能性にも気を使っています。 今回、比較したのは ・GU/クリーンレザータッチスニーカー ・adidas/スタンスミス の2アイテム。 「GU/クリーンレザータッチスニーカー」は限りなくシンプルで上品なスニーカーをコスパよく手に入れたい方にオススメ。「adidas/スタンスミス」はさりげないデザイン性と本革特有の経年変化を楽しみたい方向けです。 　今回はGUで発売されているスタンスミス風スニーカーを、本家スタンスミスと比較しながら紹介しました。 　GUのクリーンレザータッチスニーカー、このクオリティで1990円は破格だと思うので、ぜひGUに言った際はチェックしてみてください。特にグレーがオススメです。スタンスミスももちろん名作中の名作なので、気になった方はこちらもチェックしてみましょう。 株式会社RePLAY代表取締役。ブランドやセレクトショップ、古着、ウェブメディアなどアパレルに関する多彩な事業を運営。ユーチューブ「まとめチャンネル」などでオシャレ初心者にもわかりやすいファッション情報を配信中！（オフィシャルブログ「「CTHY MAGAZINE」）