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1台35万円、予約受付開始のプレイステーション5がAmazonで高額転売発生

 9月18日、いよいよ待ち望まれていたプレイステーション5(以下PS5)の予約受付が始まった。この予約の方法に関しては小売店によって差異がある。が、大半の大手家電量販店ではオンラインプラットフォームによる抽選という形で対応しているようだ。  そして案の定、PS5も悪質転売ヤーのターゲットになっている。

発売日前なのに35万円

 まずはPS5のメーカー小売希望価格を見ていこう。PS5には2種類ある。光学ディスクドライブを有したモデルと、PS Storeでのダウンロードに機能を絞ったモデルだ。前者は4万9980万円、後者は3万9980円(いずれも税抜)。  日本での発売日は11月12日。つまり今の時点で製品を持っている一般ユーザーはいないはずだが、なんとAmazonにPS5が出品されているではないか。
プレイステーション5

プレイステーション5の価格が定価を大きく上回る35万円に!(画像は、Amazonより。以下同)

 光学ディスクドライブを持ったモデルが、35万円……。もはや「法外」という単語では済まない値付けだ。これは購入者に対する搾取である。  しかも、Amazonのページの記載がかなり紛らわしい。
転売

うっかりクリックしてしまうと、45万円が引き落とされてしまう

 一見、単に「このページで予約を受け付けている」という具合の表記である。しかしここで「カートに入れて予約注文をする」をクリックしたら大変だ。このページのPS5は45万円の値付けがされているから、うっかりするとメーカー小売希望価格を大幅に超える額がクレジットカードから引き落とされてしまう。  ちなみに、筆者がこの記事を執筆している今でもPS5の転売価格が高騰している。35万円の出品のスクショを撮った後に昼食休憩を取ったら、いつの間にか45万円になっていたという具合だ。
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オンライン予約にユーザーが殺到
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ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー

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