完全復活を果たした岡村靖幸と、その岡村に自らの代表曲「爆弾こわい」のリミックスを依頼した在日ファンクの浜野謙太。週刊SPA！3月13日発売号の「エッジな人々」では、二人による対談が掲載されているが、なぜか話題の中心は「岡村靖幸はモテないが、浜野謙太はモテる」と岡村氏が浜野氏に問い詰めるという展開に。その一部をご紹介しよう。 浜野：　ずっと「僕、モテないからな」って気持ちがあるんですか？ 岡村：　ありますね。「あ、いい曲作ってるね」とか、そういうモテはあるのかもしれません。でも、何ていうのかな。よく飛行機とか乗ると、空港着いて、ターミナルで友達とか恋人が迎えに来て「待ってたよ！」みたいなのあるじゃないですか。俺、生まれて一度もない！ 一同：　（笑）。 岡村：　そういう人たちを見て「俺には一度もないぞ。なんだこれ」と思う。そういうのありますか？　あなた、あるでしょう？ 浜野：　……わりと、リア充（笑）。 岡村：　あなた、リア充ですもんね。お酒とか飲むんでしたっけ？ 浜野：　飲みますよ。岡村さんは？ 岡村：　僕、飲みますよ。本とかよく読みます？　読まないですか？ 浜野：　全然読めなくて。すっごい時間かかるんですよ。岡村さんは？ 岡村：　いやいや、そんなですけど。 浜野：　なんか映画観たりするんですか？　……すいません、お見合いみたいになってきましたね。 岡村：　TSUTAYAにはよく行きますよ。この前『ムカデ人間』借りて。結局観れなくて、返しました。 ――2人とも、何の話をしたいんですか（笑）。 岡村：　自炊しますか？ 浜野：　なんか僕……作ってもらうことが多いですね。 岡村：　ほら、やっぱりリア充だ！ 　なぜ、希代のミュージシャン2人がこのようなほのぼのとした会話をするに至ったのか？　その謎は、たっぷりと互いの音楽観を闘わせている本誌の記事を確認してほしい。　＜取材／石井恵梨子　撮影／尾藤能暢　再構成／SPA！編集部＞