更新日:2020年10月18日 17:08
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みんな知らないお酒の認定資格。ウイスキー、テキーラ、ラム…実はこんなにあった

日本酒好きならSAKE DIPLOMA認定試験

 ソムリエやワインエキスパートと同じ、一般社団法人日本ソムリエ協会が2017年にスタートしたのが「SAKE DIPLOMA認定試験」です。ワインではなく、日本酒に関する知識を深め、技量を高めるための資格です。  2020年は3~5月に申し込んだ人は6~8月に受験、6~7月に申し込んだ人は8月に受験しました。CBT方式の1次試験に受かると、2次試験でテイスティングと論述試験が行われます。
ソムリエの日本酒版資格

2017年からソムリエの日本酒版資格試験がスタートしました

テキーラやラムにもあった認定資格

 テキーラ・マエストロは全4回の講義・試飲を含めた資格取得講座です。テキーラの製法、歴史から飲み方まで幅広い知識が身につきます。有料で追試もありますが、きちんと講座を受けていれば解答できる試験となっているとのことです。  受講日は日本テキーラ協会のウェブサイトで確認できます。東京をはじめ大阪、名古屋、札幌、仙台、福岡で開催されています。
テキーラ・マエストロ

日本テキーラ協会が行っているテキーラ・マエストロのクラス

 ラム好きならラム・コンシェルジュがオススメです。ラムの歴史や製法を身につけ、ラムの水先案内人の目指すための資格です。開催は不定期で、日本ラム協会のコンシェルジュ窓口で予約できます。
ラム・コンシェルジュ

日本ラム協会が行っているラム・コンシェルジュ

ビール好きならビアテイスター

 ビールの資格なら日本地ビール協会が行っているビアテイスター呼称認定試験があります。テイスティングでビールを客観的に鑑定し、説明できることを認定する資格です。40種類のビールを試飲しながらセミナーで学び、講義終了後に試験が行われます。
ビアテイスター呼称認定試験

ビアテイスター呼称認定試験は日本地ビール協会が行っている

 興味のある資格があれば、まずは公式ページで試験と申し込みの日程を確認し、テキストを購入するところから初めて見ましょう。勉強中はさらにお酒を楽しめますし、合格したときの祝い酒は最高に美味しいことでしょう。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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