平子：これは簡単ですよ。奥さんの100倍くらい、その俳優さんを好きになることです。 ――　妻の推しを推すということですか？ 平子：目がハートになるってことは、エンタメ性やテクニック的な面にも心を奪われてるってこと。奥さんを虜（とりこ）にしているその魅力を知るためにも見るべきだと思います。 ――　もしや、平子さんの奥さんのまゆみさんも誰かにハマったことがあるんですか？ 平子：いろいろハマってきましたよ。やれ、竹野内豊さんだとかイケメンの俳優には一通り。若い頃は確かに嫉妬してたこともあるんです。でも、そんな彼女が僕を好きになって結婚してくれたっていう絶対的な自信ができてからは無くなりました。 ――　まゆみさんは竹野内豊じゃなくて平子さんを選んだわけですもんね。 平子：最近のまゆみは韓流ドラマにハマってたんですけど、今じゃ僕の方が20倍は虜になってます。女性が惹かれるものって異性同性関係なく面白いものが多いので、見始めると男の方が夢中になっちゃうんですよね。 ――　26歳・自営業の健さんからの相談です。 「去年12月に結婚し、7月に自分の実家の近くに移住をしたことで夫婦関係が悪化しました。妻と自分の母親がとにかく険悪なのです。 　妻はフリーのデザイナーで自宅で仕事をしているのですが、母がお茶や昼食に誘っても遊びに行きたいと言っても断るので『ずっと家にいるくせに』と母を激怒させてしまいました。彼女が忙しいことは理解していますけれども、田舎暮らしの父母にはそれが伝わらない模様。 　自分もつい彼女に『手を少しでも止めて親の相手をしてやることはできないのか』と言ってしまいました。それから妻は私にも心を閉ざしたようにあまり話をせず笑顔も少なくなっています。どうしたらいいでしょうか」