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『千鳥の鬼レンチャン』B‘z稲葉のモノマネで話題、49歳元会社員が脱サラして「ものまねアーティスト」になったワケ

 5月に放送された『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)で、B’zオンリーモードに挑戦し、本人の歌唱と勘違いしそうなほどの高クオリティーの稲葉浩志さんのモノマネで、しっかりと爪痕を残した、ものまねアーティストの中村素也さん(49歳)
ものまねアーティスト中村素也

謎のヴェールに包まれたものまねアーティスト中村素也さん

 B’zのものまねをはじめた理由、テレビ出演の反響、また謎のヴェールに包まれたままのプライベートに迫った。

『鬼レンチャン』出演で知名度爆上がり?

――『鬼レンチャン』で披露されたB’zモノマネ、本当に稲葉さんの声にそっくりで驚きました。反響はいかがでしたか? 中村素也(以下、中村):SNSでの反響が大きかったですね。特に、Instagramでは「めちゃくちゃ似てた!」「(ものまねが)うますぎる!」などのありがたいコメントをたくさんいただきました。この反応を見て、最近になってTikTokもはじめました。 ――これまでにも何度かものまね番組に出演されていますが、その中で一番反響が大きかったのは? 中村:難しいところですね……。はじめてのテレビ出演は2008年の『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦』(フジテレビ系)だったんですが、誰かがYouTubeにアップした僕の出演動画が200万回再生を超えていたんです。当時はまだYouTube黎明期だったにもかかわらず。 でも、『鬼レンチャン』の放送後に行った営業先で、いつものようにショーの最後にカツラをとったら、お客さんから「カツラ被ってるから、『鬼レンチャン』の人だってわからなかったじゃん」と言われました(苦笑)。なので、僕が知らないだけで、『鬼レンチャン』で僕のことを知ってくださっている方は意外と多いのかもしれません。 ――確かに、その髪型は中村さんのトレードマークのようなものですよね。 中村:そうなんですよね。学生の頃は普通に生えてましたが、25歳ぐらいから気になりだして……。まぁ、遺伝だからしょうがないと思ってたら、今のようになってしまいました。今となっては僕の武器でもあるので、もう生やすことはできませんね(苦笑)。

B’zのコピバンに誘われ稲葉さんのものまねアーティストに

ものまねアーティスト中村素也

中村さんがボーカルをつとめるB’z のコピーバンド「Jo’z(ジョーズ)」

――はじめてのテレビ出演が2008年ということは、今から16年前。実は長い芸歴をお持ちなんですね。そもそも、中村さんが稲葉さんのものまねをはじめたきっかけは何だったのでしょうか? 中村:B’zのコピーバンドをしている「Jo’z(ジョーズ)」というバンドに誘われたからです。社会人になってから洋楽のハードロック系のコピーバンドを組んで活動していたのですが、その中で久保沢さんという方と知り合いました。2010年に、「一緒にやらないか?」と誘われてJo’zに加入したんです。  いま振り返ってみると、もう30年以上前になりますが、初めてB’zを見た高校時代からカラオケでよくB’zの歌を歌っていました。ハードロック系のコピーバンド時代は、独学で歌の練習をする中で少しずつ声量がついていって、高いキーが出せるようになると、「自分も稲葉さんみたいに歌いたい」と思うようになっていましたね。  それに、稲葉さんのルーツに当たるようなバンドをコピーすることも多かったので、何かご縁があるんじゃないかと勝手に感じていました。
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稲葉さんの魅力とは?
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東京在住のフリーライター。 お笑い、歴史、グルメ、美容・健康など、専門を作らずに興味の惹かれるまま幅広いジャンルで活動中。X(旧Twitter):@mochico_abekawa
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