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確定申告で必ず使うべき3大節税術。ふるさと納税はまだ間に合う

出産費用にタクシー代etc.控除適用範囲を見極めろ!

 医療関係の控除には2種類存在する。セルフメディケーション税制の対象商品は、鎮痛剤や風邪薬、胃腸薬、目薬、湿布など。商品の外装やレシートに対象商品は印字されているのでわかりやすい。一方、医療費控除は対象がわかりにくく、どこまで適用されるかが一番のポイントになってくる。 「保険適用であろうがなかろうが、自分の治療に際して払ったものであれば医療費の対象です。病院か病院じゃないとかは関係ありません。なかには治療と認めさせるために病院で診断書を書いてもらっている人もいるくらいです。また治療ではありませんが出産費用も自己負担分は控除対象。あと不妊治療は間違いなく対象で、高額なものが多いので申請すべきです」(大河内氏)  そして、下記に対象になる項目をまとめたが注意点も。 「歯列矯正なども治療と見なされないとダメ。ただ、どう判定されるかはわからないので、医療費の領収書は捨てない。確定申告時期には控除できるか必ず確認する。これが大事です」(髙橋氏)

見落としがちな医療費控除の対象となるもの(一部)

・出産費用(自己負担分) ・不妊治療 ・あん摩資格師によるマッサージ ・通院のための交通費 ・治療に行くためのタクシー代 ・インプラント治療 ・治療のための歯列矯正 ・虫歯治療 ・レーシック ・薄毛治療 ・禁煙治療 ・ED治療 ・温泉療養 ・入院時の食事代
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節税の積み重ねが100万円に化ける!?
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