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確定申告で必ず使うべき3大節税術。ふるさと納税はまだ間に合う

 新型コロナで厳しい懐事情を助ける節税術を税理士に聞く。今回は確定申告で必ず使うべき3大節税術だ。
ふるさと納税

※写真はイメージです

節税効果+αを得られる、ふるさと納税サイトを選べ!

「まず12月31日までが申し込みの期限(※)です。仮に年収500万円、妻が専業主婦で12歳以下の子供が2人いる場合、おおよその寄付上限額は4万7000円。ここから2000円を引いた額、4万5000円が控除される。これが所得税や住民税額に反映され節税効果が得られるのです」(税理士の髙橋創氏)  さらに自分が必要だと思う返礼品が実質2000円でもらえるというメリットがあり、利用者も増えている。だが、実際はサイトが乱立し、どれを使えばいいか正直わからないとの声も。 「楽天ポイントが欲しいなら楽天ふるさと納税がオススメです。私はANAのマイルが好きなので、ANAのふるさと納税をよく見ますが、楽天やふるさとチョイスなど大手を使えば大きな問題はない。制度の見直しで自治体はキャンペーンを打てないけど、サイト側の特典も多く、そこでさらに得できます」(税理士の大河内薫氏) ※サイトからの申込みの締切ではなく、寄付金を支払う行為の完了までが必要。クレジットカードでの支払いはオンライン上で手続き完了、コンビニ支払いの場合は店頭での支払いの完了など

迷ったらココ! オススメのふるさと納税サイト3選

楽天ふるさと納税 ポイント付与はイベントが対象になることも多い。「ちょっとサイトは見づらいですが、一番掲載品目が多い感じなので、選ぶ幅があります」(大河内氏) ▼ふるさとチョイス 会員登録するだけでふるさとの逸品が当たるものや、寄付するとJTBトラベルギフト券が当たるキャンペーンなど多数。「キャンペーンは乗っかるのがお得です」(大河内氏) ▼ANAのふるさと納税 寄付金100円で1マイルたまる。また寄付金に応じて、返礼品が当たるキャンペーンも。「ANAはCAが選ぶ返礼品特集などの企画が面白いので選ぶ参考になります」(大河内氏)
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見落としがちな医療費控除
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