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確定申告で必ず使うべき3大節税術。ふるさと納税はまだ間に合う

数年積み重ねた節税額が100万円に化ける!?

「iDeCoを始めるなら、ネット証券一択です」と断言するのは、大河内氏。その理由とは? 「理由は、店舗型のメガバンクや地銀は手数料が高いこと。60歳まで解約できない長期運用の手数料はバカにならないし、ネット証券のほうが商品の種類が圧倒的に多い。個人的なオススメは楽天証券とSBI証券で、初心者は楽天のほうが使いやすいように感じます」  では、銘柄はどうすべきか? 「60歳まで解約できない長期戦なので、アメリカ株をオススメしています。過去50年以上のデータを見ると、アメリカ株式全体に投資するような投資信託を購入し、15年以上保有して売却した場合、常に上がっているのが理由です。株式市場全体に連動する信託や、アメリカの優良企業500社の株価の平均に連動する投資信託を買うとリスクは低いかと。いつまでもアメリカが今のままとは思いませんが、中心にいるアメリカが崩れたら目に見えてわかりますから」(大河内氏)

年収500万円家庭の節税効果は…

 所得が高ければ高いほどすぐ始めたほうがいいとも。先に例として挙げた年収500万円家庭に当てはめて節税効果を調べると。 「仮に月に2万円、年間で24万円を積み立てた場合、全額が所得控除になるので、約4万8500円の節税に。40歳から想定利回りを3%にした場合、20年の運用益が173万7089円ほど。60歳で受け取るときに、所得税の中で一番税率の低い『退職所得』扱いにもできます。定期預金よりiDeCoがいいでしょう」(税理士の髙橋創氏)  20年間の節税額は約100万円。決してバカにできない額なのだ。 ▼モデルケースで月2万円の利回り3%で運用した場合⇒年間24万円の控除で年間4万8500円節税! 他言厳禁![最強の節税]ガイド【税理士 大河内薫氏】 『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』(共著)が発売中
税理士 大河内薫氏

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【税理士 髙橋創氏】 高橋創税理士事務所。共著に『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか?』。新宿ゴールデン街「無銘喫茶」のオーナーもしている
税理士 髙橋創氏

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<取材・文/週刊SPA!編集部>
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