更新日:2020年12月22日 16:36
エンタメ

混沌の「M-1決勝」全記録。上沼恵美子とマヂカルラブリーの因縁、ついに決着【決勝ネタの全動画あり】

芸人と審査員の「漫才観」がぶつかった一夜

マヂカルラブリー

©M-1グランプリ事務局

 まったく結果がわからなかった。  3:3:1、もしくは3:2:2に投票が分かれることもあり得ると予想していた。結果、その予想が的中し、巨人氏ナイツ塙氏の2票が「見取り図」、松本氏上沼氏の2票が「おいでやすこが」、富澤氏立川志らく氏中川家礼二氏の3票が「マヂカルラブリー」に。僅差で「マヂカルラブリー」が第16代M-1グランプリ王者となった。  混迷と極めたM-1グランプリ2020。最後の最後までその混迷を色濃く反映した結果となった。  今回は審査員の「漫才観」というものが色濃く出た大会でもあったように思う。  そして、生まれた王者が「マヂカルラブリー」。漫才史に新たな1ベージが刻まれた1日となった。おめでとう!!
マヂカルラブリー

©M-1グランプリ事務局

1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。著書『芸人迷子

芸人迷子

島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。

⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト(http://www.fusosha.co.jp/special/geininmaigo/)
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