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食玩ガンプラ「ガンダムアーティファクト」はワンコインでも侮れないクオリティ

食玩シリーズ「ガンダムアーティファクト」とは?

 そんなガンプラが、今年1月25日に食玩シリーズ「ガンダムアーティファクト」として新たに発売されました。  食玩と言うと、デフォルメされたり簡易キットだったりすることが多いのですが、今回の「ガンダムアーティファクト」は、バンダイから発売されているガンプラ並みにできばえの良いキットで、パーツ数も約50とかなり本格的なキットです。  税込み495円とワンコインでお釣りのくる価格ながら高クオリティと言うこともあり、ネットや店頭では発売日に完売。入手が難しいと言った声も上がっており、フリマ・オークションサイトなどでは定価の数倍で取引されているキットも存在しています。
ガンプラ

未組立品だけでなく、塗装済み完成品も多数出品されている

 筆者は運良くキットを入手できたのでさっそく組み立てて見ました。  安価キットにありがちなモナカ構造といったことはなく、各部毎にしっかりとパーツが成型されているのが組み立てる前からよくわかります。
ガンプラ

組み立て前の「MSN-04Ⅱ ナイチンゲール」

 実際の組み立てには、ガンプラ同様にニッパーやデザインナイフなどが必要となっており、塗装を考慮した後ハメ加工がしやすい作りも随所に見受けられます。  もちろん、キットによっては組み合わせ時にやや隙間が出るなど作り込みが甘い部分もありますが、モデラーなら簡単に調整できるので問題ないでしょう。  今回作成した「ナイチンゲール」は、両腕とスカート部が稼働する程度ですが、ポージングもある程度は取ることが可能なので、組み立てたあとにカッコよく飾ることもできます。  ちなみにガンプラ初心者の筆者でも、1時間ほどの素組みで組み上げることが可能でした。熟練者なら素早く組み立て、塗装も難なくこなせるのではないでしょうか。
ガンプラ

素組みした「MSN-04Ⅱ ナイチンゲール」。安価キットでの登場は今回が初めてだ

 素組でも十分に楽しめる食玩ガンプラになっているので、気になった人はスグに食玩コーナーで入手し、組み立ててみてください。きっとハマること間違いなしです。<文/板倉正道>
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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