花粉症シーズンの前に。実は簡単なクルマのエアコンフィルター交換
最近のカーエアコンは、車内にエアコンフィルターが設置されています。そこで細かいゴミやホコリ、虫などの異物を取り除き、キレイな空気を車内に循環させることで、車内で快適に過ごすことができるのです。
ディーラー等で車検を行なっている人であれば、エアコンフィルターの交換が含まれている場合があり、知らず知らずのうちにきっちり交換されていることでしょう。
しかし、最近流行の格安車検などでは、車検時の整備項目にエアコンフィルターの交換が含まれていないということもあり、ずっと交換されていない場合も多々あります。
筆者のクルマは、毎年花粉症シーズンにエアコンフィルターを交換しているとは言え、1年近く交換も清掃もしていないので少々気になっていました。
エアコンは、フィルターを交換しなくてもエアコンガスさえ抜けていなければ使えるので、わざわざ交換しなくてもと思うかもしれませんが、不純物の混じった空気を吸うことにはやや抵抗があります。また、エアコン内部に蓄積されるゴミや汚れなどで嫌な臭いも発生しやすくなります。
そろそろ交換から1年……。この先、スギ花粉症や黄砂がひどくなる季節ということで重い腰を上げてフィルターを交換してみました。
重い腰と言っても、実はカーエアコンフィルターの交換はとても簡単で、複雑な手順や特別な工具もいりません。気を付けなければいけないのはカーエアコンフィルターの部品番号だけです。
カーエアコンは、車種専用に設計されているのでフィルターサイズもさまざま。ですので、自分で交換する際には必ず車検証の型番を事前に確認しておきましょう。
フィルターの購入先は、amazonなどの大手通販サイトで簡単に購入することが可能です。純正フィルターに交換してもいいのですが、せっかくなので、より高性能なPM2.5や花粉もブロックが可能なフィルターに交換してもいいでしょう。
カーエアコンフィルターは、ほとんどのクルマで助手席ダッシュボードにあるグローブボックス(小物入れ)裏に設置されています。このグローブボックスを外し、フィルターを外したら新しいフィルターに交換して完了となるのですが、せっかくなので交換前にエアコン内部も洗浄しておきます。
格安車検のクルマの場合フィルター無交換も……
実は簡単なカーエアコンフィルターの交換
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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