ねるねるねるね、お菓子の盆栽。大人もハマる「知育菓子」の魅力
最近、子供の食育に力を入れている家庭で人気を集めているのが「知育菓子」。子供の知育に期待がもてるということもあり、今では多種にわたる製品が、さまざまなメーカーから販売されています。
この「知育菓子」という名称はクラシエフーズの登録商標なのですが、昭和の時代には、駄菓子屋で食べて遊んだりできるお菓子などがたくさんあり、「知育菓子」という名称は知らずとも、購入したり食べたりしたことがあるという人は多いと思います。
なかでも40代以下の人に馴染みがあるのが「ねるねるねるね」。クラシエフーズのロングセラー商品で粉と水を使い、色の変化を楽しめるといった知育菓子です。
最近ではこの科学変化を応用したお菓子だけでなく、日本の文化も取り入れられた「知育菓子」も販売されています。実はこの「知育菓子」、食育だけでなく外国人観光客や海外赴任者などのへお土産としても人気になっています。
2020年は、コロナ禍でインバウンド消費は減ってしまいましたが、「知育菓子」は子供だけでなく大人も楽しめるということもあり、新製品が続々と販売されています。
そこで今回は、2020年12月中旬に販売され、ネット界隈でも地味に人気を集めている株式会社ハートの「DIY CANDY KIT」おかしでつくる盆栽を実際に作ってみました。
中身は、木の幹となるチョコレート味のキャンディが5個と盆栽用の鉢、押し型、松の葉用のスポンジケーキの元が入っています。
説明書通りに作ると、およそ1時間ほどで完成しますが、暖房の効いた部屋ではキャンディが柔らかくなりやすいので注意が必要です。作りやすさや手がべたつかないようにするために、エンボス手袋があると作りやすいでしょう。
スポンジケーキは、粉と水を混ぜて電子レンジで膨らませるだけと非常に簡単ですが、ここで粗熱をとるだけでなく、よく冷ましておくと仕上げの際に幹のキャンディが溶け出しにくくなるので、慌てずにきちんと冷ますことをオススメします。
ただし、少しくらい溶け出しても斜幹や吹き流し、懸崖と言った感じで盆栽の樹形を再現できるので、これはこれで良しとしましょう。
ちなみに、キャンディの幹にスポンジケーキの葉を付けたミニ盆栽は実際の盆栽に見えるほどよくできています。菓子の味も普通に美味しく食べられるので、作った後に美味しくいただいて楽しめます。
メーカーの謳い文句通り、大人もハマる「知育菓子」。子供と一緒に作ってもいいですし、童心に帰って1人で楽しんでも良し。気になった人は、ぜひ近くのスーパーやコンビニで購入できるので、ステイホームしながら楽しんでみてください。テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
「ねるねるねるね」も「知育菓子」だった!
盆栽の「知育菓子」を上手に作るためのコツは?
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