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まさかの新作『帰ってきた 魔界村』。ファミコン『魔界村』の思い出が蘇る!

 今回の『帰ってきた 魔界村』は、シリーズ生みの親として知られる藤原得郎さんがディレクターをつとめ、最新の技術で堂々の復活を果たしました。王国の騎士アーサーとプリンセスが丘の上で語らっていたところ、王宮や街が黒い雲に包まれ、大魔王がプリンセスをさらってしまう……。アーサーはプリンセスを救うため、魔界を進みます!
帰ってきた 魔界村

ゾンビに囲まれるアーサー

シリーズ初!2人協力プレイを搭載

 魔界はゾーンで区切られ、ゾーン1は『魔界村』の「墓場」と『大魔界村』の「処刑場」をモチーフにしたステージになっています。地面からゾンビがワラワラと湧き出てくる懐かしの光景が新たなグラフィックで描画されています。レッドアリーマーも滑らかに空を飛び、相変わらず厄介です。
帰ってきた 魔界村

巨大ボスとの対決

 またシリーズ初の新要素として2人協力プレイが搭載されているのがポイント! アーサーを守護する3人の個性的なご先祖様「サンテンジー」を使ってサポートできます。敵の攻撃からアーサーを守れる「バリア」、アーサーを持ち上げて画面を移動できる「キャリー」、アーサーが乗れる足場を作れる「ブリッジ」。特殊な能力をうまく使えば攻略も簡単!? クリアの喜びが2人で分かち合えます(オンライン対応はなし)。  最近は、ファミコン・スーファミ世代が40代になって、子どもたちと一緒に懐かしのゲームを遊ぶという需要も増えています。『桃太郎電鉄』の最新作も「親子で遊べるから購入した」という声が多く聞かれました。今後もファミコンゲームのリメイク新作は増えていきそうです。  ファミコン世代に鮮烈な印象を与え、いまだに愛され続ける『魔界村』。久々にレッドアリーマーと再会してみては?
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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