新潟で年収200万円だったショップ店員が“奴隷”から抜け出せたわけ「お金も出世も他人が決めた基準でしかない」
―[メンズファッションバイヤーMB]―
現在、ファッションインフルエンサー、作家、経営者として活躍するMB氏だが、もともとは年収200万円のしがないアパレル販売員だ。自ら「持たざる者」だったMB氏は、どうやって成功を収めることができたのか。新刊『ロードマップ』では、自身の極貧時代から、現在のポジションを築くことができた成功への指針を赤裸々に語っている。持たざる者が幸せをつかむための戦略を、自身の経験を交えながら語ってもらった。
「私が本を書いたきっかけは、多くの人が一所懸命に生きているのに幸せを感じられていない現状を目の当たりにしたことです。通勤電車に乗れば暗い面持ちで会社に向かう人々、SNSでは殺伐とした書き込みが溢れている。日本社会全体が沈鬱とした閉塞感に満ちているように感じました。でも、皆一所懸命生きているんです。多少サボりはしたかもしれないけれど、親から言われたとおりに勉強して進学し、就職して社会の歯車として必死に頑張ってきた。それなのになぜ幸せをつかめないのか。その原因は『ロードマップ』がないからだと気づいたんです」
ゴールのないマラソンを走ってはいけない
「何を目的にどう頑張るかという人生の指針となるものです。マラソンでいえば、ゴールがあるから人は42.195kmという長距離を走ることができます。しかし、ゴールのないマラソンを人は走ることができるでしょうか? このゴールと走る道筋の設定がロードマップなんです。多くの人は、お金や会社での出世を目指して頑張っています。でも、それらが本当に幸せにつながるのでしょうか? 幸せとは人それぞれ違うものです。幸せだと感じるのは主観的なものです。一方、お金や地位や出世は他人が決めた物差しであり基準です。ここに矛盾があるんです」
ーー本書では「奴隷の論理」という言葉を使われていますが、これはどういう意味なのでしょうか?
「『奴隷の論理』という言葉の響きはよくないかもしれませんが、持たざる者が取るべき戦略という意味です。多くの働いている人は、資本力も影響力も権威も持たない『奴隷』的な立場にあります。でも、そんな状況でも自分なりの戦い方があるんです。具体的には、①生存領域を見つける、②ロードマップを描く、③具体化して習慣にする、という3つの戦略を提案しています。これらの戦略は、サラリーマンでも起業家でも学生でも、すべての人に共通して適用できるものです」
自分が活躍できる場とは?
ファッションバイヤー。最新刊『ロードマップ』のほか、『MBの偏愛ブランド図鑑』『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Xアカウント:@MBKnowerMag)

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