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作家・燃え殻最新作『夢に迷って、タクシーを呼んだ』発売決定! 帯コメントは斉藤和義

―[燃え殻]―
 小説家、エッセイストとして活躍する燃え殻氏による、話題作『すべて忘れてしまうから』の完結編が待望の書籍化決定! 『夢に迷って、タクシーを呼んだ』が、3月23日に発売することが決まりました。  発売記念をして、燃え殻氏よりコメントが到着! また帯コメントは、斉藤和義氏が担当することに!

話題作『すべて忘れてしまうから』の完結編が待望の書籍化!

『夢に迷って、タクシーを呼んだ』書影

『夢に迷って、タクシーを呼んだ』書影

 繰り返される緊急事態宣言、武士が見える女、趣味がフットサルの男、グレーな宿泊施設、退職代行サービス、青春の使い方、破られた学級新聞、タマゴサンドと牛乳、磯丸水産の夜、首都高速を走る車の音、渋谷円山町のワンルームマンション、叩かなくてもホコリの出る人生――すべて忘れてしまうから。  自身の日々の体験を基に、いつか忘れてしまう、でも心のどこかに留めておきたい記憶の断片を、抒情的に、時にユーモラスに綴った、燃え殻による断片的回顧録・完結編。読み終わったときに、忘れていた自分の大事な記憶を思い出したり、鬱屈とした気持ちが少し楽になったり……。    コロナ禍の今、先の見えない毎日を過ごす私たちにそっと寄り添ってくれる一冊になっています。装画は『おしゃれ手帖』『ギャラクシー銀座』『クリームソーダシティ』などで知られる漫画家・長尾謙一郎氏が手掛けます。

燃え殻氏コメント「僕たちの人生は、なぜか忘れられなかった小さな思い出の集合体でできている。」

作家・燃え殻氏/『夢に迷って、タクシーを呼んだ』

作家・燃え殻氏/『夢に迷って、タクシーを呼んだ』

 二年と四か月、毎週続いた『すべて忘れてしまうから』の後半部分。諸々手直しをして、やっと一冊になりました。連載の最後のほうは、緊急事態宣言、謎の呪文「東京アラート」、身の丈に合わない仕事量でふらふらになりながら書いていました。振り返って読んでみて、なんで書いたのか、なんで憶えていたのか不思議な回もちらほら。ただこれだけは言えます。僕たちの人生は、なぜか忘れられなかった小さな思い出の集合体でできている。 帯コメントは斉藤和義が担当! 童話”鉛の兵隊”は、焼かれた後に心臓だけが残りますよね。 燃え殻さんの言葉みたいだな。(斉藤和義) 【燃え殻(もえがら)プロフィール】 1973年生まれ。都内の美術制作会社に勤務する会社員でありながら、作家、コラムニストとして活躍。初の小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』が2017年に新潮社より書籍化。累計16万部超のベストセラーとなり、2021年にNetflixで世界配信が決定。近著に『すべて忘れてしまうから』(小社刊)、『相談の森』(ネコノス)など ・単行本(ハードカバー): 216ページ ・著者:燃え殻 ・出版社: 扶桑社 ・発売日: 2021年3月23日 ・定価:定価1,650円(本体1,500円) (SPA!広報マン)
夢に迷って、タクシーを呼んだ

話題作『すべて忘れてしまうから』の完結編が待望の書籍化!

燃え殻『すべて忘れてしまうから』

すべて忘れてしまう日常にささやかな抵抗を試みる「断片的回顧録」。
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