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肌着の着用禁止…小学校のナゾの校則が「気持ち悪い」子持ちキャバ嬢たちの意見

親が指摘しづらい風潮は『モンペ』のせい?

教室 そんな中、「校則に疑問があっても親が言いづらい風潮があるのでは」と指摘するのは、都内のスナックに勤務するサヤさん(仮名・38歳)。 「最近は親が学校に少しでも口を出すと、すぐに『モンスターペアレント』と言われる。それが嫌で、たとえ変な校則でも疑問を持たずに受け入れてしまう親が増えているのかもしれません。それに、今回も子供が『嫌』だと言ったから初めて親が市教委に言及して発覚したんですよね。  じゃあ、子供が何も言わなかったら保護者は何もしなかったのかなと。小学生とはいえ、子供にとってはデリケートな問題なんですよね。親も親で『子供だから』と決めつけないでもっと子供達の意見を聞いて、おかしいと感じた校則はどんどん問題提起していくべきでは……と思います」

ヘンテコ校則はなくならないのか

 令和になっても残る時代錯誤のヘンテコ校則。いくら男女平等やジェンダーレスが浸透しようが、教育の場で未だにこんなことが行われているのかと思うと、何とも頭が痛くなってくる。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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