デジタル

顔出ししたくないオンラインの集まりで使える!ハリウッド映画並みの便利アバター

ほかのアプリの背景合成も利用OK!

 Zoomを起動し、ビデオの設定から「Animaze Virtual Camera」を選択すると、アバターが表示される。もちろん、リアルタイムに動いてくれるので、驚かれること請け合いだ。無料版だと、「animaze FREE」という文字が画面四隅に表示されてしまうのは仕方がないが、有料版を契約すれば消すことができる。
Animaze by FaceRig

「Animaze by FaceRig」の画面

Animaze by FaceRig

Zoomに表示してみた

「背景」をクリックすれば、背景画像を変更できる。グリーンバックも用意されているので、ほかのアプリで背景合成を利用することもできる。
Animaze by FaceRig

「背景」をクリックして、背景に表示する画像を選ぶ

Animaze by FaceRig

Zoomにも反映される

Animaze by FaceRig

グリーンバックの背景にして、Zoom側で背景を付けることも可能

 また、基本的には顔をトレースするため、手の動きはサポートしない。その代わり、「アニメーション」機能が用意されている。あらかじめ用意されている動作をアイコンをクリックしたり指定したキーを押すことで実行できるのだ。 Animaze by FaceRig「アバター」を開けば、いろいろな見た目に切り替えられる。犬やサメといった動物だけでなく、ナスやバーガーなどいろいろと用意されている。アカウント開設時にもらったり、課金して得られるコインで購入するアバターもある。
Animaze by FaceRig

無料でもいろいろなアバターを利用できる

フリープランは1回90分まで!

 前バージョンの「FaceRig」と比べて、顔のトラッキング性能が向上しており、表情豊かに動くのが面白い。ほかにも、アバターをカスタマイズしたり、小物を追加したり、音声にエフェクトをかけたりとなかなか高機能。無料なので、Zoomで友だちを驚かせたいときなどに使ってみよう。  フリープランだと、90分で1回映像が切れるが、1.66ドル/月もしくは19.99ドル/年のベーシックプラン以上を契約すれば無制限となる。60FPSでの配信や録画した動画をMP4形式でエクスポートすることもできる。さらに、iPhoneを高性能なウェブカメラとして利用することも可能になる。  今後もどんどんバージョンアップ予定で、声に合わせて口を動かしてくれるリップシンクにも対応してくれるそう。興味があるなら、まずはフリープランから試してみることをオススメする。<文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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