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Amazonプライム年会費を4900円→4400円にする方法。注意点も紹介

 2007年からスタートした「Amazonプライム」。Amazonの買い物をする際、無料の配送が利用できたり、特別取扱商品の取扱手数料が無料になったりするメリットがある。このほか、動画配信サービスの「Prime Video」や写真を無制限に保存できる「Amazon Photos」などのサービスも利用できるなど、全部で15の特典が用意されている。  料金は月額500円もしくは年額4900円なので、筆者の場合Amazonでの買い物やヘビーユースしている「Prime Video」だけで、完全に元を取っている。
Amazonプライム会費

Amazonプライム会費は、月額500円もしくは年額4900円。2019年4月までは月額400円、年額3900円だった

年会費1万円以上のクレジットカードのほうが得って何?

 筆者は毎月Amazonで買い物をするので、Amazonで使ったお金を管理するために専用のクレジットカード「Amazon Mastercardクラシック」(以下クラシック)を作った。ほかのクレジットカードよりもポイントが多く貯まるうえ、年に1回利用すれば翌年の年会費は無料。ここ数年、愛用していた。  ところが当欄担当編集から、「AmazonヘビーユーザーならAmazon Masterゴールドカードにしたほうが、会費もポイントも得ですよ」という指摘があった。担当者もAmazonヘビーユーザーで、最近クラシックからゴールドに切り替えたという。 「Amazon Mastercardゴールド(以下ゴールド)カードって1万円以上の年会費がかかるのに、なぜ?」と調べたところ、これはすぐにでも契約したほうがいいとわかり、さっそく申し込んだ。なぜなのか? その理由を説明しよう。
Amazon Mastercardゴールド

「Amazon Mastercardゴールド」の年会費はは高い?お得?

Amazonのクレジットカードの仕組みと特典のおさらい

 まずはポイント還元率について。Amazonで買い物をするとクラシックなら1.5%、プライム会員なら2%、ゴールドなら2.5%付与される。筆者はクラシックカードを持っているプライム会員なので、ゴールドカード会員とは0.5%の差が出る。  たいした違いではないような気もするが、実はゴールドカードの紹介ページを開いたら、この1年間ゴールドカードで買い物をしていたら、今よりも1万1707ポイント貯まってましたよ、と表示された。つまり、クラシックのままなので、そのぶん損してましたよ、ということ。  これが本当なら、ゴールドの年会費は1万1000円なので、十分ペイすることになる。しかし、707円しか得してない。しかも、0.5%の差額で1万1000円を稼ぐには220万円の買い物が必要になる。これでは意味がない。  しかし、ゴールドカードにはいくつか大きな特典がある。その1つがプライム特典使い放題。つまり、プライムの利用料が年会費に含まれている、ということだ。これはすごい。しかも、すでにAmazonプライム会員の契約をしている場合は、支払い済み会費の未使用期間分を登録しているクレジットカードへ返金してくれるという。
Amazon

なんと! クラシックを使っていたので1年間で1万1707ポイントも損していたという

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本当にすごいのは……?
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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