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3日で最大24便。飛行機乗り放題フライト「どれだけ得できるか?」に記者が挑戦

新しいビジネスに挑む航空業界

乗り放題フライト コロナ禍で移動する人が減る中で、減便した航空業界が増収を目指し、新たな集客に取り組んでいる。近隣諸国の事例と日本の最新の取り組みを紹介してみていきたい。  台湾のチャイナエアラインズは、静岡県の協力を得て、退役するジャンボジェットのラストフライトを記念周遊フライトとして実施した。台湾人が好む日本の観光地で富士山はいつも上位に入り、目的地としては相応しい。それにコロナ禍後の台湾人の訪日を期待した静岡県と双方の思惑が一致したことで実現した。  このチケットは、旅行代理店KKdayを通じて売り出されたもので、エコノミークラスTWD7,470(約29,000円)、ビジネスクラスTWD9,747(約38,000円)、ビジネスクラス2階席TWD10,747(約42,000円)という設定となった。  3月20日(土)に台北桃園空港を離陸したボーイング747ジャンボジェットは九州から本州を東進。大島上空でUターンし、静岡県上空で高度を下げ、富士山の景観を堪能したのち台北に戻る5時間半のフライトとなった。機内では、静岡県産品を使った機内食や土産が用意され大好評だった。  同じように韓国でも大韓航空が仁川 – 江陵 – 釜山 – 済州 – 仁川のルートを飛ぶ2時間半のチャーター飛行を行った。値段はエコノミークラスKRW199,000ウォン(約19,000円)、ビジネスクラスKRW399,000(約39,000円)、ファーストクラス499,000ウォン(約49,000円)で各フライト407席中、余裕をもって223席が販売された。

日本でも遊覧飛行は人気

 日本でも遊覧飛行はニュースになったのをご存じの方もいるだろう。最初に始めたのはANAだ。成田⇔ホノルル線に使われていたA380(通称Flying Honu)が同路線の運休に伴って地上に留め置かれた。この機体を使った初めての遊覧飛行が2020年8月22日に実施された。  以降、数度にわたって同様のフライトが行われ、この先も2021年のゴールデンウィーク期間中に成田空港発着で7回の遊覧が行われることが決まっており、売り出した3月22日から4日後には全フライトが売り切れるという盛況ぶり。運賃はエコノミークラス通路側34,000円からファーストクラス102,000円という設定だ。  JALはJTBと組んでテーマのある国内遊覧チャーターフライトを商品化した。テーマとなる観光地は、シンガポール、アメリカ、台湾となるが、中でもアメリカは皆既月食の時期に合わせた宇宙を題材としたプログラムで人気が出そうだ。  フライトは、5月23日、5月26日、6月5日に羽田空港発着で計3回行われる。運賃は、エコノミークラス中間席19,800円からビジネスクラス窓側119,600円という設定となる。
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