デジタル

あなたが利用しているウェブサービス、公開範囲は大丈夫?免許証情報も大漏洩

自分の手で公開設定していたらどうしようもない

 今回、話題になったタスク管理ツール「Trello」は画面上部に公開/非公開がボタンとなって表示されている。設定を変更するには、そのボタンをクリックして「非公開」や「ワークスペース」に変更すればいい。「公開」の所には、きちんと誰でもボードを閲覧できるようになると表示されている。重要情報を書いているのに公開してしまったのは、痛いミスと言えるだろう。
「公開」ボタンをクリックする

「公開」ボタンをクリックする

「非公開」を選択する

「非公開」を選択する

 今回のTrelloの件は、これまでずっと公開され続けてきたものがこのタイミングで表になっただけ。もしかしたら、あなたが利用している他のサービスで、公開設定になっている情報を意図しない人にウォッチされているかもしれないのだ。  共有機能は多くのサービスで用意されているので利用している人は多いだろう。情報漏洩の被害に遭っても、自分の手で公開設定してしまったのなら、どうしようもない。ぜひ、トラブルが起きる前に共有範囲を確認してみることをお勧めする。 <文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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