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新型コロナで転落、元ホームレスの4人に聞いた急場のしのぎ方

②定住地を決めてエリア限定割引を活用

ホームレス

写真はイメージです 撮影/杉原洋平

 カネがかかる飲食店やネカフェも行けない場合は野宿しかないが、場所の選び方は重要だ。 「バスタ新宿近くの高架下はおすすめ。雨風も凌げて、トイレも近い。新宿駅なのに渋谷区のFREE Wi-Fiが使えます」(エイジ)  数年前までは、電源コンセントが使える多目的トイレで寝ていたというが、「最近はアンジャッシュ渡部の件があって、警備員の見回りが厳しくなってしまった」(タツヤ)ということも。またシャワーの確保も大事だが、銭湯は高い。 「町田市はマックのレシートを持って、ネカフェに入ると1時間無料になって、シャワー代100円だけでいける」(マコト)  ほかには「一日3回のお勤めが耐えられるなら、朝昼晩とご飯が食べられて、風呂付きの個室で生活ができる」(ジュン)とのこと。信仰心があるなら宗教施設もありだ。

③スマホで素早く錬金。小銭拾いもベタで確実

 Z世代の元ホームレスたちは、稼ぎ方も今っぽい。 「携帯のツケ払いで、人気のゲーム機やソフトを購入して高値で転売する」(ジュン) 「自販機は下を漁ると意外に500円玉が見つかる。主要駅周辺は要チェック」(マコト)  また、グレーな錬金術も。 「ツイッターのアイコンを美人にし、『遊べるコいない?』とママ活をにおわせて投稿。DMがきたら出会い系サイトに誘導して登録させるとアフィリエイト代が入る。2週間で13万円も稼げた」(エイジ)  この生存力があるからこそ、宿なしでも生活できたのか……? <取材・文/週刊SPA!編集部>
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