デジタル

高機能ウェブカメラの実力を検証してみた。自分の顔と声がクリアに

カメラの音質や画質が低いのは悪印象

オンライン会議

写真はイメージです

 コロナ禍において、ビデオ会議やZoom飲みが広まっている。自分は問題なく利用できている、と言う人がほとんどだろうが、一度だけチェックして欲しい。あなたが見ている映像と聞いている音声は相手の環境によるもの。そして当然、相手が見ているのは、あなたが使っているカメラとマイクによるものだ。  実は古いPCや古い外付けウェブカメラだと性能が低すぎて、音が聞こえづらかったり、映像が汚すぎるということはよくある。コミュニケーションが取れない場合は指摘するが、初対面だとなんとか聞き取れる場合は、そのまま続行することも多い。  しかし、音質や画質が悪い相手とのコミュニケーションは非常にストレスがかかる。商談ならセールスの魅力も伝わらないし、Zoom飲みであればいないものとして扱われるだろう。  とは言え、ビデオ会議のためだけにPCを買い換えるわけにもいかない。そこでお勧めなのがウェブカメラだ。2020年は急激なテレワークの普及によりウェブカメラが入手困難になっていたが、現在では普通に販売されているし、新製品も登場している。

価格帯はさまざま。オススメなのは?

PowerConf C300

「PowerConf C300」。実売価格は9990円(税込)

 2000円程度から売られているが、安価な製品だと解像度は1280×720ピクセルでフレームレートは30FPS、マイクはモノラルで、画角は60度前後と狭い。使えないと言うほどではないが、物足りないと感じることだろう。どうせこれから購入するのであれば、高性能なウェブカメラをおすすめする。  価格帯が上がるごとに解像度が上がり、画角が広がり、一定以上の製品だとマイクがステレオになる。解像度は80〜90度程度あればなんとかなる。1万円前後の製品だと、60FPSに対応する製品が出てくる。  今回紹介する「Anker PowerConf C300」はモバイルバッテリーで有名なAnkerが初めて投入するウェブカメラだ。机の上に置いてもいいし、ノートPCのディスプレイやデスクトップPCのモニターの上部に装着することもできる。  画質は1920×1080ピクセルのフルHDで、フレームレートは最大60FPSと高速。画角も115度ととても広い。Zoom Personal Workspace認証を取得しており、Zoomでの利用はお墨付きだ。
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