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ダイエットは男性ホルモン低下の原因に!医師が警鐘

薬やホルモン注射は解決策になる?

 食生活や運動習慣を見直しても、症状が改善されない場合、どんな手段があるのか。医師でメンズヘルス専門家の平澤精一氏に聞いた。 「男性ホルモン分泌に効果がある市販薬なら、補中益気湯や柴胡加竜骨牡蛎湯などの漢方があります」  漢方のほかに、処方箋なしで買える薬としては、男性ホルモンクリーム剤「グローミン」もあるが、相性もあるため使用には注意が必要だ。

即効性を求めるのならホルモン注射

 そして、即効性を求めるのならばやはりホルモン注射だという。 「ホルモン注射は、半年以上続けると体内で精子を作る能力が低下するリスクがありますが、医師と相談し、データを見ながら使う分には問題ありませんし、保険診療であれば高価でもありません。ホルモン注射を打っている間に原因を抜本的に見直し、自分で男性ホルモンを作る能力を回復させるのが理想的ですね」(平澤氏)  予防できることが一番だが、放置し悪化させるのだけは避けたいものだ。 それ、更年期かも?
更年期

和田秀樹氏

【精神科医・和田秀樹氏】 現在は、アンチエイジングとエグゼクティブカウンセリングに特化した和田秀樹こころと体のクリニックの院長を務める。専門は老年精神医学、精神分析学、集団精神療法学
更年期

平澤精一氏

【メンズヘルス専門家・平澤精一氏】 東新宿のマイシティクリニック院長。早期から男性更年期障害の治療に取り組んできた。保険診療による治療から予防医学まで、常に患者本位の医療を心がけている <取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/林 紘輝 モデル/小林亮介(古賀プロダクション)>
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