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頑張りすぎない脳を作る3つのトレーニング法。「メタ認知」で無駄な頑張りに気づく

 中高年うつの増加や家庭崩壊、過労死、収入減、突然のポストオフや早期退職、リストラなど、頑張りすぎて心身ともにダメージを負ったり、いくら頑張っても報われない状況が常態化して久しい日本のサラリーマン。ただ頑張ることでなんとかできた時代は遠い過去の話なのだ。  では、我々はこれからどのように生きるべきなのか?「頑張らないで生きる」ヒントを探る。

頑張りすぎない脳を鍛え上げる、実践すべき3つのトレーニング法!

頑張らない

写真はイメージです

 脳のワーキングメモリを無駄に消費せず、頑張りすぎないためにはどうすべきか。学習コンサルタントの宇都出雅巳氏に頑張りすぎない状態をつくるトレーニング方法を教えてもらった。 「目的を常に問いかけることです。例えば、『部長になるぞ!』とただ頑張るのではなく、『なぜ部長になりたいのか』を問いかけ、紙に書き出してみましょう。  たとえば、『収入』『肩書』『キャリアアップ』などが出てくるかもしれません。このように目的を明確にすると、視野が広がり、頑張らない道が見えてきます。もし『収入』が理由なら、部長になるためにかける時間と労力よりも、副収入を増やすほうが効率はいいと気づくかもしれません。それが『肩書』なら、部長になれそうな小さな会社に転職するのもあり。  本当に自分が欲していることを明確にすれば、無駄な頑張りを減らせるのです」

自分を俯瞰する

 次に、宇都出氏が提唱するのは「自分を俯瞰する」というテクだ。 「人は目の前のことに注意を奪われがちです。なので、『上空から自分を見下ろしたらどう見えるか』『今の自分を10年後から見たら』などと想像してみましょう。これは『メタ認知』と呼ばれますが、自分を俯瞰することで無駄な頑張りに気がつきます」  それでも、無駄な頑張りをやめられない場合は、誰か他の人に話を聞いてもらうのも手だ。 「誰かに、自分が置かれている状況や抱えている問題について話すんです。他人に話して言葉にしていくだけで、状況や問題、自分の考えが整理されます。すると、『こんなことにこだわっていたのか』『本当に重要なものはこれだった』など、無理に頑張らなくても力を出せる対象を発見できるでしょう」  無駄な頑張りをやめた先には、“頑張らなくても幸せな人生”がきっと待っているはずだ。
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頑張りすぎない脳の作り方
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