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“寺サウナ”を始めた住職の思い「宇宙と繋がる感覚を」

仏閣とサウナの親和性

 仏閣とサウナの親和性を、窪氏はこう解説する。 「仏教では、斎戒沐浴(さいかいもくよく)と言い、僧侶は仏事を執り行う前に飲食や肉欲を慎み、水を浴びて心身を洗い清めることを習わしとしました。一方で、病を退けて福を招来するとして近隣住民に寺の蒸し風呂の開放も行っていました。これが施浴。つまり、サウナは仏閣から一般大衆に広まっていったということです」  神秘は、垢を落とした先にあるのかもしれない。 【窪 博正氏】 四国八十八箇所霊場の第三十七番札所に当たる岩本寺の住職。寺内全体を見渡せる宿坊の2階テラスに四万十産の檜で造られたサウナはある <取材・文/週刊SPA!編集部>
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●真言宗智山派 岩本寺
一泊2食7300円、素泊まり4300円。水風呂はなく、宿泊者のみサウナを利用可。サウナストーンは寺の屋根の瓦を使用している。高知県高岡郡四万十町茂串町3-13
https://at40010.jp

ベストサウナ

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