デジタル

Windows365とは? 8月に提供開始、企業には大きなメリット

従来までのウィンドウズと異なる点

ウィンドウズ365

社員達のPCをまとめて管理するのも簡単。画面はウィンドウズ365の管理画面

 マイクロソフトはすでに「Azure Virtual Desktop」という似たような遠隔操作サービスを提供しているが、カスタマイズ性が高い代わりに、運用には高度な知識が必要で、料金も従量制となる。ウィンドウズ365は簡単に運用できるうえ、固定の月額料金で利用できるのが差別化ポイントとなる。  ウィンドウズ365は、ウィンドウズ365ビジネスとウィンドウズ365エンタープライズの2エディションが用意されており、料金は定額制。しかし、金額も8月2日に公開されるとのことで現在は未定。  マイクロソフトクラウドのコンサルティングを手がけるIT企業のSEOであるDerek Gabriel氏は、ウィンドウズ365ビジネスエディションの2CPU、メモリー4GB、ストレージ128GBプランが月額31ドル/ユーザーという画面をツイートしている。最低金額が月額約3400円となると、そこまで安いというわけではなさそうだが、メリットも大きいので多数の企業が導入することになるだろう。
 8月2日と急なお目見えになるが、話題になったときに、あれ次のウィンドウズは11だよね? とボケるよりは、きちんと説明できた方が格好いいし、あなたの企業でも導入されるかもしれないので、チェックしておくことをオススメする。 <文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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