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夏になると遊びたくなるファミコン4選。あなたの思い出の“夏カセット”は

夏休みの思い出はファミコン!?

 いよいよ夏本番! 大人はあの頃には戻れないですが、夏休みといえば、眠い目をこすりながらラジオ体操に行って、帰ってきてイヤイヤ宿題。そのあと学校のプールに行ったり、チャリンコで爆走したり……。そして忘れてはいけないのがファミコン! 普段は1日1時間だったファミコンを、ここぞとばかりに遊んだという人も多いのではないでしょうか?  今回のコラムは、夏になると個人的に遊びたくなるファミコン4選! みなさんの夏の思い出のカセットは何ですか? 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます

『高橋名人の冒険島』

ハドソン/1986年
高橋名人の冒険島

島に潜む悪の大王キュラを倒すため、高橋名人が森や山を進む『高橋名人の冒険島』

 当時ハドソンの社員ながら、16連射でファミっ子のカリスマとなった高橋名人を冠にした横スクロールアクション。アーケード『ワンダーボーイ』(1986年)の主人公を高橋名人に変更したファミコン版が大ヒットしました。  一部氷面もありますが、全体的にトロピカルな雰囲気。卵を割ると出現するスケボーに乗って高速移動し、バナナやメロンを取るのが爽快でした。『高橋名人の冒険島2』(ファミコン/1991年)や、アニメも放映された『高橋名人のBUGってハニー』(ファミコン/1987年)なんてのもありました。

『グーニーズ』

コナミ/1986年
グーニーズ

捕らえられた仲間たちを救うためマイキーが活躍する『グーニーズ』

 先日、映画『グーニーズ』が「金曜ロードショー」で初めて放送され(ゴールデンタイムでは28年ぶり)、Twitterで話題となりました。夏というと『スタンド・バイ・ミー』や『ネバーエンディング・ストーリー』、『グーニーズ』が見たくなりますよね。  ファミコンの『グーニーズ』は、映画と同じく少年マイキーを主人公にした横スクロールアクション。悪党「フラッテリー・ギャング」と戦いながら洞窟、海賊船など各面をクリアしていきます。  映画のテーマ曲をアレンジしたBGMは秀逸。耳栓や耐熱服を取ると冒険がラクになったり、ダイヤモンドなどの隠しアイテムがあったりと、ゲームとしてのワクワク度も最高でした。
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ファミっ子たちが燃えた『スターフォース』
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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