更新日:2022年11月18日 20:54
仕事

筋トレを仕事にした20代モデル社長・エドワード加藤が語る「仕事とトレーニングの共通点」

周囲を尊敬し、チームワークを発揮すること

エドワード加藤 一方で、2018年からはフィットネスブランドのLÝFTを立ち上げ、アパレル事業を展開する経営者としても手腕を発揮している。  ワークアウト用のトレーニングウェアや普段着としても着こなせるアスレジャーウェアを中心に扱い、2020年からはプロテインシリーズも発売。商品ラインナップを拡充させ、着実にファンを増やしている。  フィジークのプレイヤーとして、また事業家としても成功する秘訣はどこにあるのだろうか。 「やはり一番大事なのは、自分自身のマネジメントだと思います。一匹狼にならず、周囲を巻き込みながらやっていくことが良い結果を出すためには必要だと感じています。私の場合、仕事もトレーニングも信頼のおけるメンバーと一緒に動いているんです。『自分がすごい』という思いがないので、自分がやれないことは周囲のメンバーがカバーしてくれ、チームで物事をこなしていくスタンスを持って取り組んでいます。  自分のわからないジャンルに関しては信頼するメンバーに任せ、リスペクトの念を持ってフェアに接すること。組織で動くからこそ、権限移譲できることは行う。そして時に厳しく、時に楽しく対話をしていくことが、良いチームワークを生み出す秘訣だと考えています」  また、「人付き合いを良くするのも必要なこと」だとエドワードさんは言う。 「実を言うと、こう見えて意外と人見知りなのですが(笑)、人と交流する機会があるときはフランクに明るく接しています。うまく立ち回ることが得意なんですよ。また、LÝFTを街中で着ている人を見かけた際は積極的に声をかけています。些細な会話でも、コミュニケーションを図ることで、そこから人の輪だったり、思わぬ出逢いに繋がったりする。人付き合いに関しては、昔から留意してきたことですね」

筋トレは楽しみながら継続することが大事

エドワード加藤 そんなエドワードさんに、健康を意識した体づくりの基本的なマインドセットについて伺った。 「楽しみながら、継続すること。これが筋トレをする上でまず抑えたいことです。体を絞って、ダイエットしたいからと短期的に追い込んでも、ひとたびトレーニングをやめてしまえばリバウンドしてしまいます。いきなりハードルを上げすぎると維持できないですし、たとえ短期的にはやり遂げたとしても、長期的に続かないことも多い。継続こそ、理想の体づくりにおける最も近道であり、体を動かす習慣を根付かせるのが肝心なことです。  それこそ、YouTubeで好きな人を参考にしたり、知人と一緒に筋トレを楽しくやったり、おしゃれなウェアを着てトレーニグしたりとモチベーションは何でもいいんです。続けられる環境を作り、筋トレがライフスタイルに自然と溶け込むようになるのを目指すといいのではないでしょうか」
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プロテインは「味が美味しいかどうか」が決め手
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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