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銀座のナンバー1嬢「コロナ禍でも指名が途切れたことがない」接客の極意とは?

コロナ禍でもギブ・アンド・テイクを意識

らむね

本人提供写真

――プロ意識の強いらむねさんですが、コロナ禍でモチベーションは下がらなかったですか? らむね:下がらなかったと言えばウソになりますね。街から人がいなくなって、フリーのお客様がほぼいない状態。地方のお客様も来られないですし、大人数でいらっしゃる方もいなくなりました。ただ私は負けず嫌いな性格ですし、そんな状況でも応援してくださるお客様が多くて、おかげさまでコロナ禍になってからも指名のない日はありません。私はギブ・アンド・テイクを心がけているので、たとえば同業者の方だったら一人で飲みに行かせていただきますし、商売をやってらっしゃる方なら、そこの商品を買わせていただきます。 ――お店だけの関係ではないんですね。モチベーションを上げるための方法はありますか? らむね:落ち込んだときは、お客さんとのLINEや写真、頂き物などを見て気分を上げるようにしています。先日、お客様が奥様と一緒に来てくださって、奥様から「一緒に宝塚に行きましょう」と誘っていただきました。その際に「いつも主人が楽しい子だよと言ってるから、これからもよろしくね」と言ってもらえて、すごく嬉しかったですし、元気をいただきました。 ――今回、どういう意気込みで「ナイトクイーングランプリ(NIGHT QUEEN GRANDPRIX)」に出ようと思ったのでしょうか? らむね:コロナ禍でネガティブな気分になることも多いですけど、お客様に元気を与えるのが私のモットーです。それを多くの人に発信したかったんです。これをきっかけに同年代の女の子、同業者など、落ち込んでいる人たちに勇気を与えられたら嬉しいです! らむね らむねさんは、11月8日に本戦を迎える「ナイトクイーングランプリ」のローズ部門にエントリーしている。同イベントは、コロナ禍に“夜の街”として苦戦をしてきた水商売業界の再起を目指して“夜の女王日本一”を決めるコンテスト。負けず嫌いでポジティブ気質な彼女が女王となるのか、注目したい。 取材・文/猪口貴裕 撮影/林 鉱輝  協力/日本水商売協会
出版社勤務を経て、フリーの編集・ライターに。雑誌・WEB媒体で、映画・ドラマ・音楽・声優・お笑いなどのインタビュー記事を中心に執筆。芸能・エンタメ系のサイトやアイドル誌の編集も務める。
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銀座「ラヴィエ」
住:東京都中央区銀座8-3-11 和恒ビル4階
営:20~25時 料:50分8000円~ 休:日・祝
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