デジタル

Switchでメガドライブの名作が遊べる!絶対にハマる厳選4タイトル

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』

セガ/1992年
ソニック・ザ・ヘッジホッグ2

ハリネズミのソニックがステージを駆け抜ける『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』

 任天堂の『スーパーマリオ』シリーズに対抗すべくセガが投入したのが横スクロールアクション『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(1991年)。その大ヒットを受けてパワーアップした続編です。『ソニック』の生みの親・中裕司さんがチーフ・プログラマーを務め、アメリカで開発されました。ちなみに、このときのスタッフだったマーク・サーニーさんはのちに『クラッシュ・バンディクー』を世に送り出しています。 『2』ではソニックの相棒となるキツネのテイルスが初登場(2P側でテイルスを操作して同時プレイも可能)。テイルスはその可愛さから人気を呼び、定番キャラとなっています。アクション面では「スーパースピンダッシュ」が導入され、スピード感がさらにアップ! 爽快なプレイ感覚で「シリーズ最高傑作!」と推すファンも多いタイトルです。

『エコー・ザ・ドルフィン』

セガ/1993年
エコー

90年代のイルカブームも後押しした『エコー・ザ・ドルフィン』

『エコー・ザ・ドルフィン』は、イルカを主人公にした2D海洋アクション。制作は「Novotrade」というハンガリーの開発会社が行っています。リアルな海洋生物たちが滑らかに動く美しいグラフィックが、ゲームファン以外からも注目を集めました。  一見癒し系に思えますが、その中身は実はシビアなアクションアドベンチャー。当時「かわいいイルカのゲームだ!」と気軽に手を出した私は、大きなギャップに衝撃を受けました(笑)。  プレイヤーは頭に5つの白い斑点を持つイルカ・エコーを操り、仲間の行方を探して大海原を冒険します。エコーが海中にいる間は酸素メーターが減っていくため、ときどき水面に出るか泡を吸って息継ぎをする必要があります。さらに体力メーターもあって、魚を食べて回復するなど縛りがありました。謎解きもかなり手強く、詰まってしまうことも……。エイリアンと戦う中盤以降の超展開といい、個性派ゲームが遊びたい人にオススメの1本です。
次のページ
あの職人集団が作った爽快アクション
1
2
3
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ